体幹を鍛える。。という言葉が乱立しています。。
しかし、僕はいつも言います。。
鍛えるという事は、縮めて固くする事です。
体幹を硬く強くするのは、人体構造上間違いなのです。
僕はいつも、体幹は、柳の様に常にゆらゆらと、揺れている状態が元気な状態です。。と、
これは、僕らの子供の頃に遊んだ、竹ぼうきを手の上に直立させて、何秒倒さずにいられるか?。。という遊びをしました。。
肘、や手を、細かく動かせる人が、ずっと手の上に乗せていられる。。
この構造は、古くは、お寺にある五重の塔。。
五重の塔は、中心に、固定されていない心柱が立っており、地震などで揺れた時、中心の心柱が大きく揺れる事で、五重の塔全体の揺れと相殺して、倒れずにいられるのです。
その構造を真似たのが、スカイツリーです。
スカイツリーも、あれだけの高さを、地震で倒れなくするにはどうしたら良いのか?
五重の塔と同様、心柱を入れたのです。
心柱がいつも揺れている事で、スカイツリー全体の揺れを吸収しているのです。
人間の構造もそう。。骨盤、背骨という心柱が、常にプールのコースロープの様に、波に逆らわず、風に逆らわず揺れている様。。
元気な人の背骨はそうなっているんです。
だから、体が弱っきたから筋トレをしようと思っています?
違います。。筋トレでコンクリートの様に硬い体幹を作れば、より転びやすく、体全体のゆれ、衝撃も吸収できない。。だから怪我しやすいのです。
スポ選手がよく怪我するのも、同じ理由だと思われます。
そういう事にいち早く気づき、筋トレをやめた、野球のイチロー選手は、体幹が柔らかく揺れているからこそ、プレイ中の衝撃を吸収して、怪我をしないのです。
五重の塔の様に、スカイツリーの様に、身体の中心は、揺れている方が良いのです。
柳の様な、強くてしなやかな体幹を作る事です。
それには、バランス体操です。
バランスを必要とする、運動、体操を増やす事です。
鍛える信仰は、30代から変えていきましょう。
鍛えて良いのは20代まで、長くて35までです。
それ以上は鍛えても強くなりません。。だから引退するのでしょ?
身体をしなやかに使う選手ほど長持ちです。
中日の山本昌もそうです。工藤投手もそう。
引退が遅い選手の動きは柔らかい。