胃腸の調子が悪いのは何故でしょうか?
食べ物が悪いから?
それも原因の一部ではありますが、メインではありません。
胃腸が元気出ない原因、。それは胃腸が呼吸していないからです。
胃腸も呼吸しているのです。
呼吸している胃腸は元気です。
では、胃腸呼吸とはどういう呼吸でしょう。。。
下の図を見てください。。肩甲骨の下端から、背骨4個分ほどの幅。。
この範囲が呼吸と共に、ゆらゆらと揺らいでいる。。この揺らぎこそ、胃腸呼吸なのです。
呼吸というと、皆さん、胸式呼吸と、腹式呼吸しか無い。。と、思ってっいます。。
しかし、胸式呼吸に囚われれば、肩甲骨付近の背骨しか揺らぎませんし、腹式呼吸に囚われ過ぎれば、腰椎しか揺らぎません。。
つまり、胸式呼吸でも、腹式呼吸でも、写真の青いエリアは呼吸しないのです。
ではどうすれば。。
それは、背骨全部が同時に揺れる、背骨呼吸をする事です。
そして、背骨呼吸を行うメソッドとして、今までタバコ🚬呼吸法という、タバコを吸う時、お乳を吸う時の、呼吸法を真似た呼吸法で、背骨呼吸に導く、。という事を教えてきましたが、どうも難しいらしい。。
それで、もっと簡単な、胃腸元気呼吸法。名付けて、ひっひっふー呼吸法をお伝えします。。
これなら誰でもできるでしょう。。
ひっひっふー呼吸法とは、妊婦さんの出産時の呼吸法をヒントにしました。。
妊婦さんは、口呼吸で、ひっひっふー。。と、発音しますが、胃腸元気ひっひっふー呼吸法は、鼻呼吸で行います。口は閉じたままです、
①心の中で、ひっひっ。。と、鼻から二回に分けて息を吸い込みます。2段階で吸います。
2回目の吸い込みでは、肋骨が大きく拡がる感じを確認してください。。
肋骨が拡がらないなら吸いが足りない。。
もっと吸う事。。
②ひっひっ。。と、2回吸って、肋骨が開いたら、そのまま、ふーと、鼻から息を吐き出す。。
その時、肋骨に溜まった空気を下腹に落とすイメージで吐いてください。。
それを繰り返すだけで、下腹がポカポカ温かくなります。。
それで胃腸の調子が上がります。。