心が風邪をひいたなら

川村整体ブログ 

赤ちゃんはいつから整体OK

これも大好き❤朋ちゃんの質問です。

僕もいろんな療術を学びましたが、その中で、一番真面目に学んだのが、野口整体術。。

大正時代、昭和時代に活躍した、レジェンド整体師、野口晴哉氏がまとめた整体術であり、整体学です。。

その中で聞きなれない、赤ちゃんが産まれて24時間以内に出る、真っ黒いタール状のうんち💩、カニババが出るまで初乳を与えてはいけない。。とありました。

現在のお母さんは、この話を、全く知らない様ですし、産婦人科も知らないという事ですよね?

 

でもね、大事な事なんです。

実際、自分の赤ちゃんは、カニババを出していないと思う。。というお母さんに、赤ちゃんを連れてきてもらい、肝臓に気を通した所、次の日にうんちが💩大量に出た事があります。

ですから、朋ちゃんにも言いましたが、出産後、24時間以内に、黒いタール状のうんち💩が出なかったら、退院してからでいいから、連れて来て。。

と、言ってあります。。

自分でやるには、赤ちゃんの肝臓付近に手を添えて、手が温かくなるのを待ってください。。

温かく感じれば、反応して肝臓が、カニババを出します。

気を入れようとか、力んだらダメ🙅。。そこが難しい。

 

整体術では、カニババを出さなかった子が、アレルギーになりやすい。。と言います。

 

次は、首の座りが遅い場合ですね。。

これも気づいたら連れて来てほしい。

 

首の座りが遅い子は、耳に障害が出る場合が多いと思います。。難聴とか。

首の座りが悪い原因は、腰の据わりが悪い事です。。

その事で背骨に芯が通らず、ふにゃふにゃした感じがあります。

これでは脳🧠も、発達しにくい為、自閉スペクトラムにもなりやすい。

 

引用。

■カニババを十分出しきってから初乳を与える

カニババ、聞き慣れない言葉ですよね。食べ物なのか?とも思うし、カニに似たお婆さんのことなのかな?とも思う。けれど、どちらも大間違い。

カニババとは、生まれてすぐの赤ちゃんのお腹から出てくる真っ黒いウンチのことを指します。

赤ちゃんがお母さんのお腹の中にいる時に吸収した老廃物や不要物がカニババとなって体内に蓄積されているのです。

野口整体においては、出産を終えたお母さんが初めて赤ちゃんに授乳する時は、このカニババが十分排泄されてから与えることがとっても大切だと考えられています。

なぜなら、母乳の「初乳」には残っているものを全部出してしまう働きがあって、それから普通の乳になるからです。

なので、初乳を与える前に赤ちゃんの便を出しきってから初乳を与えることで、さらにお腹の中をきれいにして、そこに栄養としての母乳を送りこむことが赤ちゃんの生育にとって良いということなのです。

 

■カニババと初乳の関係

野口先生は生前、こんな実験をしました。カニババがしっかり出きってから初乳を飲ませた子どものグループと、カニババが十分出きらないうちに初乳を飲ませた子どものグループとでは、その後の発育における健康の度合いがかなり違ってくるのです。

カニババが出きらないうちに初乳を与えた子どものグループは、アトピーなど皮膚病が発症するケースがとても多いのです。

また呼吸器の弱い子や、麻疹をはじめ、色々な子どもの伝染病の症状が重いケースも目立ちました。

そこで野口先生が、整体の生徒でもあったお母さん達に、「授乳は赤ちゃんのカニババの掃除が全部済むまで待ってから初乳を与えるように」と指導したところ、子どもの小さい頃にかかる病気というのは殆どなくなってしまったと言います。

■子どもを丈夫に育てるために

カニババを十分出しきって、お腹の中をきれいにしてから初乳を与えた子どもというのは、歴然とその違いがわかると言います。親だけでなく、他人がひと目見ただけでも、その子だけが違うということがすぐわかるとのことです。

例えば、食欲が違う。モノゴトに集中する集中力が違う。顔色が良いのはもちろんのこと、その動作でも、感じ方でも、健康になった場合でも、病気になった場合でも、その回復力が断然違うと言うのです。

それは兎にも角にも、丈夫な子どもでありますし、情緒的にも安定している子どもと言えます。親にとってはとても育てやすい。しかし、こんなにシンプルで、それでいて大切なことを誰も教えてはくれませんでした。

■古くて新しい日本の整体の知恵

なお、野口先生は、初乳前に赤ちゃんに水を飲ませることは良いとおっしゃっています。その時に、コップ一杯の水に牛乳かレモンを一滴か二滴垂らすと良いとも。

そうすることによって、赤ちゃんは新生児メレナにかかりにくくなります。これは新生児の消化管から出血が起こり、血が止まらなくなる病気です。多くはビタミンKの不足による凝固因子の欠乏によって起こると考えられています。では、なぜその欠乏が起こるのか?

野口先生は、この原因を細菌不足とおっしゃっています。細菌がないために起こるので、なんでも良いから細菌さえあれば、そうならないのだと。開封した牛乳やレモン汁には必ず細菌が存在します。細菌というのはビタミンKを造ってくれる大切な生き物なのです。

新生児の大腸にはまだ十分な細菌がいないためにビタミンKができない、それゆえ出血も止まらないというわけです。

当時、実際に先生の指導でずいぶん多くの赤ちゃんが新生児メレナから救われたようです。こうした古くて新しい日本の整体の知恵を、令和時代のお母さん達にも知ってもらいたいです。?