心が風邪をひいたなら

川村整体ブログ 

不安症の人の骨盤。腰つき

人間の骨盤は、左右に2つあり、生理時は、生理前から右の骨盤が開き始め、生理が始まると、左の骨盤が開き始めます。

 

その時、開き易い右の骨盤と、開きにくい左の骨盤のと弾力の差がありすぎると、骨盤に捻れが生じる溜め、引っ掛かるので、左の骨盤が開かない。。

これが生理痛です。。

 

では、何故、左右の骨盤の弾力に左右差が出るのでしょうか?

それは胸が詰まっているからです。

 

先日来店した、不安症の女性も、座位での施術時、ずっと無意識に胸の真ん中に手を当てていました。。

「胸が詰まって苦しいでしょ? 不安症の人は、皆そうなんだよ! そうやって無意識に胸を緩めることで、不安を解消しようとしてるんだ。。」

現代は、毎日が不安しかない毎日、。

知らず知らずのうちに、見えない不安は体を萎縮させ、胸を詰まらせる。。

胸が詰まっている人は、皆、肩が巻き込んで、猫背で、腰が曲がっている。。

胸が詰まって猫背になっているのなら、より猫背になる事で、胸を緩める事ができるから。。お腹が痛い人が、腰をかがめるのも同じ理由です。

胃腸は拡張しすぎて痛くなるので、かがむ事で、胃腸を小さくしてるんです。

 

それで骨盤も後屈して、この不安で骨盤が後屈する時、左の骨盤が、後屈しながら開いてしまうんです。

不安でない時より、骨盤は左右差が生まれる。。

という事は、背中の筋肉の緊張も、背骨の右と左では違う。。それが首まで伝わると、頭痛やめまいになる。。

 

それで、不安な状態にある人は、生理時に、開きにくいので生理痛になったり、これが酷くなると、胸の緊張と、左の骨盤の硬さを、一気に解消しようと、発作が起きる。。

 

これがパニック障害です。

パニック障害は、発作という病気ではなく、不安で押しつぶされそうな胸、脳の過緊張を、一気に解除症とする防御反応。

そして体の左右差をなくそうとする反応です。

てんかんもそうです。

 

発作の起きる前触れとして、手足がジーンと痺れる感じ。。手足の力が抜ける感じ。。鼓動が早くなるなどの感じがあります。お腹が痛くなるのもそう。

 

当院にも不正脈で、心臓が悪いんじゃないか?と、不安がる人が来ますが、これも一つの、過呼吸症状である場合がほとんど。。

胸の緊張を取る施術をすると、簡単に不正脈は治るんです。

通常、元気な人なら、脈拍は、息を吸ってる時より、吐いている時のが遅いのが通常だそうです。

それが、吐くときも脈拍が早くて、吐ききれないんです。。

それでドキドキする。。

 

パニック障害まで行かなくても、不正脈や、手足がジーンとする、手足の力が抜ける。。胃が痛くなりやすいという人は、パニック障害手前の過呼吸発作が起きているのです。