今日朝、テレビを見ていたら、踵がカサカサになる対策の靴下🧦として、踵に保湿剤を埋め込んだ靴下が、よく売れているのだとか?
皆さんは、何故、踵がカサカサになるのか?知っていますか?
それは、踵が呼吸していないからです。
禅で有名な、白隠禅師がこんな言葉を残しています。
「衆人(しゅうじん)の息は、喉(のど)をもってす。
真人(しんにん)の息は、踵(くびす)をもってす」
どういう意味かというと、衆人とは「一般の人たち」のこと。真人とは「悟った人」のこと。喉は「のど」、踵とは「かかと=足の裏」ということになります。「一般人はのどで呼吸するけれど、悟った人はかかと=足の裏で呼吸する」というわけです。
私達は、呼吸は肺でしていると思っています。。
肺を動かしているのは横隔膜ですし、横隔膜を動かしているのは、肋骨と骨盤のアコーディオン🪗連動です。
骨盤と肋骨が、連動してアコーディオンの様に、伸縮、開閉、前後屈する動きによって、肺は動いているのです。
その動きがいい時、身体の後ろが側の筋肉が、良く伸縮している事が大事なんです。
背筋が伸びて、ウエストが締まっていて、お尻がプリっとしてる人は、背中側の筋肉が、よく伸び縮みします。。
つまり、大股で歩ける訳です。
お年寄りが肺炎を起こすのは、猫背で骨盤が後屈し、ウエストが潰れ、背中側の筋肉の伸縮が起きなくなるからです。
背中側の筋肉の伸縮が大きく滑らかである事。。
これがあるから、踵の筋肉も、滑らかに伸縮呼吸するのです。
それで、代謝がいい踵となり、カサカサにならないのです。
冬になると、猫背になるでしょう?
それが、お年寄りと同じ、猫背で、背中の筋肉が伸縮しない事になる。
それで踵が伸縮せずに、呼吸しないから、水の入れ替え代謝が起こらない。。
だからカサカサになるんです。
冬は、首を温めて、マフラー🧣などして、首から熱が放熱しない様にしましょう。。
そして、猫背にならず、胸を張って、外を歩いてください。。
少し大股で歩くと良い。。
大股で歩くと、背中側の筋肉が大きく、滑らかに伸縮して踵も動きます。
東洋医学の経絡でいうところの、膀胱経絡。。このラインを伸縮させる。。そういうイメージで歩こう。。
それがうまくいくと、今度は背骨がゆらゆらと、呼吸を始める。
人間の基本は歩く事です。
歩く事とは、呼吸することだからです。