心が風邪をひいたなら

川村整体ブログ 

どう動くかではなく、どう動きたいか

私達が元気になろうとする事、健康になろうとする事。。

すると、次に考える事は次の四つだと思います。

①どう動けば良いのか?

②どう想えば良いのか?

③どう呼吸すれば良いのか?

④どう食べれば良いのか?

 

しかし、それをすればするほど、実は元気から、健康から遠ざかっているどころか。。それをする事で、しすぎる事で、元気を封じ込め、健康を封じ込めている事を知ってください。。

私達は本来元気で健康なのです。

元気でない身体を、心を、元気にしようとする発想が、そもそも間違えているのです。

人間が1番元気で健康な状態。。

それはあるがままに生きている状態です。

あるがままとは、言い換えれば、赤ちゃん👶や幼児。。または犬🐕ワンチャンがそうである様に、細胞の赴くままに、細胞の要求するままに、頭脳という外から自分をコントロールしようとする意識が無い状態。。

全てに抵抗せず、受け入れている状態ともいえます。

それは、環境と一体化していて、分離していない状態ともいえます。。

身体の延長線上に環境がある感じ。

 

しかし、頭脳が優秀な人間は、小学校4年ぐらいから、人との比較を始め、競争を始め、自分が他人に勝るにはどうしたら良いのか?

どうすれば、自分を優位な立場に持ってっ行けるのか?

あるがままの心を忘れ、頭脳で自分をコントロールしようとする癖が始まるのです。

すると、あるがままな状態。。

身体の内から外を見る感覚から、逆に、第三者目線で自分を観察し、コントロールしようとする癖が始まるのです。

 

あるがままであれば、つまり意識が内から外へ向いている状態では、常に。。。

①身体はどう動きたいのか?

②身体はどう想いたいのか?

③身体はどう呼吸したいのか?

④身体はどう食べたいのか?

に、従って生きているのです。

 

この状態であれば、生命がそのまま現せるので、元気が出せる、出しやすいのです。

雲一つない、秋晴れの気持ちよさです。

しかし、自分を第三者的に観察し、自分を頭脳でコントロールしようとする癖が当たり前になると、身体の声を聴く感覚は麻痺し、外から得た情報を元に、頭脳で体をコントロールする事で、健康を元気を得ようとしてしまうんです。

 

実験です。

胸に手を当ててみましょう。。

その時、手で胸を触っている。。と感じる人は、自分を頭脳でコントロールしています。。

その胸を触っている手を、胸が手に触られていると感じて見てください。。

 

すると、身体がポカポカして、呼吸がほっと、ゆったりするでしょう?

胸が手に触られている。。という感覚は、内から外への感覚。。

あるがままの感覚です。

どう動くのか?ではなく、どう動きたいのか

どう想えば良いのか?ではなく、どう想いたいのか

どう呼吸するのか?ではなく、どう呼吸したいのか

どう食べれば良いのか?ではなく、どう食べたいのか

 

これを頭脳の欲望智では無く、身体の細胞智の声を聴ける感覚を取り戻す事。。

それには、ネットで得た情報に囚われ、その通りにするのではなく、いろんな事を試してみては、自分の細胞に、これは好きですか?

と、聴いてみる事です。

身体が喜ぶ事。

それをそのままする事こそ、元気を出す事なのです。

頭脳が喜ぶ事ではありません。。

現代人は、この区別ができないんです。

細胞の声と頭脳の声は違います。。

その区別ができる感覚を取り戻すには、とにかく、自転車に🚴‍♀️乗る練習と同じ。。

 

転んでいくうちに、転ばない感覚がわかってきます。

間違えても良いから、自分の心の声に従う事です。