心が風邪をひいたなら

川村整体ブログ 

操体法原理とは。。

先日、尾張地方から僕のホームページを見つけ、来店してくれた男性👨‍🍼。

「よく、僕のホームページ見つけましたねー!」

と言うと、「野口整体や操体法で検索したら、そのどちらでも川村整体が出てきた。。」

と言うのです。

確かに、当院のホームページは、野口整体で検索した場合、操体法で検査した場合、そして、自律神経で検索すると、割と出てくる様です。

実際、その三つのどれかで検索して、当院のホームページを見つけ、来店する人が多いです。

 

整体術にも、本当に星の数ほどいろんな種類があるんです。

その中でも、日本で産まれた、日本古来の、日本伝統の整体術。。に興味がある人にとっては、日本二大整体術として、野口整体術と、操体法が知られているんです。

当院は、野口整体術を基礎として、応用してきた整体術です。

操体法と言うやり方は、当院はやってはいないんです。

でも、ホームページ上の僕のプロフィールに、操体法も習った。。とあるせいで?

操体法で検索すると、当院が出てくる。。

 

それで、操体法を受けてみたいと、来店する人がいる。。

しかし来てみると違うのでガッカリされる。。

そこを、もっとちゃんと説明しとく必要があると、先日ホームページに、操体法原理とは。。を追加しました。

 

当院のホームページも、時々見てね!

当院では、操体法というやり方はしておりませんが、日本の整体術の父。。とも言える、橋本敬三氏が現した操体法の原理は、治療に応用していますよ!

と言う説明文を付け加えたんです。

 

では操体法原理とは?

下の写真にもありますが、操体法原理とは、痛い方には動かさず、痛くない方に気持ちよく動かしていく事で、痛い方の動きも消える。。

と言う不思議な考え方です。

 

普通は痛い動きを痛い方に動かすリハビリの様な方法が有効に思えます。

しかし、人体は良くできているのです。

人体は、メビウスの輪♾の様に、歪みながら中心に戻ろうととしているのです。

歪んでいるから悪いんじゃなくて、歪んだと言う結果ではなく、歪みを活かしながら元に戻ろうとしている途中の姿。。と、捉えるのです。

メビウスの輪の無限♾の、今、どの段階にいるのか。。そこを見極めるんです。

これは、生理痛などの骨盤の開閉運動の不具合と同じです。

骨盤は、女性の場合とくに、開いたり閉じたりします。

コンビニの自動ドア🏪の様にね!

そのコンビニのドアが動かなくなった場合。。これが開く途中で動かなくなったのか?

それとも閉まる途中で動かなくなったのか?見極める必要があるんです。

開く途中で止まってしまったのなら、少し、開く方に促してやれば、呼吸が深くなり動き出す。閉まる途中であったのなら、閉める方に少し促せばいいのです。

ドアが途中で止まってしまったからと、閉まらない病気だとしてしまうのが西洋医学医療です。

でも生命の働きを見れば、まだ開ききっていないから閉まらないのだ。。と言う位置があるのです。

その場合、中途半端に開いて止まってしまったドアを、又は骨盤を、より開く方に誘導すると動き出し、開き切った後に、締まり出すのです。

身体の歪みも同様です。

歪んでいるからと、歪んでいない方向に、無理に矯正しては、身体は壊れてしまうんです。

歪みを増そうとしている位置にあるなら、歪みを増す方向に、誘導するのです。

すると、気の流れが増して、呼吸が深くなる。。それで気持ちいいと感じるのです。

身体は常にメビウスの輪無限♾の様に、歪みながら中心に戻そうとしている。。

これを見つけた操体法、橋本敬三氏には、日本整体界は、頭を下げるのです。

橋本敬三さんも、昭和初期の元々医者ですが、病院よりも、民間の整体術の方が治している様を認め、正体術。。と言う民間整体術を習い、医者を捨てて民間の整体師になった人です。

橋本敬三さんの著書にも、仏教哲学がたくさん引用されています。

この操体法原理も、僕がいつもブログに書く、仏教思想と同じなのです。

 

苦しいのは、煩悩があるからではない。。

心の中の矛盾を、メビウスの輪の如く♾、悩みながら、苦しみながら、中心である、本当の自分に戻ろうとする途中の姿なのです。

夜明け前が1番暗い。。と言う言葉があります。

暗い闇は永遠ではないのです。

暗い闇の後には朝焼けがあるのです。

 

心も操体法原理同様。。苦しい時は苦しみ抜いた方が、苦しみは消えるのです。

苦しい時に、もがくから動かなくなりフリーズしてしまう。。

今を受け入れる。。メビウスの輪と言う波に乗る🌊事。。

それが心の操体法原理に乗る事です。

 

それを仏教では、他力信心と言うのです。