寝つきが悪い人、寝てもすぐ物音で起きてしまう人、8時間寝たはずなのに、全然スッキリ感がなく、身体が重い人。。
寝起きが悪い人など、睡眠に悩む人は多く、当院でも、全く寝れない。。なんて人がきます。。
しかし、睡眠について誤解もあるようです。
睡眠には、ノンレム睡眠とレム睡眠がある。。という事は、皆さんなんとなく知っている事でしょう。。
下の図を見てみましょう。。
私達人間は、夜の11時ぐらいから、夜中の2時ぐらいの時間を、ゴールデンタイムと言い、この4時間にぐっすり眠る事ができれば、睡眠の8割の仕事は達成されると言います。
図でも、寝てから4時間の間に、2回の深いノンレム睡眠があります。
その後はあまり深いノンレム睡眠は起きないですね!
朝に近づくにつれ、眠りは浅く、夢をよく見るわけです。
この図はとても合点がいきます。
僕も毎日だいたい10時に布団に入り、部屋を暗くしてテレビを見て、11時には消灯して寝る習慣が、20代からの習慣でした。。
確かに11時から2時までよく寝れれば、2時にトイレに起きて、その後寝れなくても、結構大丈夫🙆♀️という実感があったのです。
この図を見るとなるほど。。と、思いますね!
睡眠に必要な時間は、人によって違います。
医者は8時間必要だと言いますが、それが8時間寝ないといけない。。という興奮になり、寝れないなんて事もあるのです。
ナポレオンは、4時間しか寝なかった!と、言われています。
この図のように、ノンレム睡眠が深い人は、4時間で充分なのです。
4時間で充分な人が、8時間寝ると、緩み過ぎて、逆に調子悪くなるんです。
また、ノンレム睡眠が深くなれない人は、寝つきの悪い人に多く、このタイプの人は、8時間以上の睡眠が必要です。
浅い眠りを時間という量で補うのです。
まずは、夜の11時には寝る。。という習慣が大事です。
眠りに入る時、人間の身体は、内臓などの深部体温を下げて、副交感神経を優位にして、身体、脳の修復に入ります。
この時、寝れない人とは、横になっても、興奮が収まらず、深部体温が下がらない人です。
例えば、ドラマで雪山で🏔遭難した時、深部体温が下がると、眠たくなり、寝てしまいそうになる仲間を、ほっぺたを叩いて眠らせない様にする。。というシーンを見た事がないでしょうか?
眠ると更に深部体温が下がり、死んでしまうからです。
また、赤ちゃん👶が眠ると、手足が温かくなるでしょ?
あれも、深部体温を、手足から発散しているからです。
寝つきの悪い赤ちゃんは、手足が温かくなっていないはずです。
赤ちゃんの場合、お母さんが足首を軽く掴んであげると、足の方に熱が降りてきて足裏から抜ける為、深部体温が下がり、寝ます。
寝つきが悪い人は、寝る前に、深部体温を下げるメソッドをすれば良いのですが、睡眠外来の医者が書いた本は面白くて、深部体温を下げたいなら、寝る前に一度上げてしまえば良い。。
これが整体術的にも納得です。
人間の身体は常に恒常性を保とうとしています。。
ですから、寝る前に、深部体温を上げてやると、身体は、深部体温を下げようと働くのです。
そのやり方を次に書いておきます。②を見たください。