心が風邪をひいたなら

川村整体ブログ 

膝にヒアルロン酸効果薄い

先生、膝にヒアルロン酸打つと楽になるんですか?

という質問です。

ヒアルロン酸は、膝の潤滑油として。または眼球の潤滑油、肌にも含まれる、若い人には自然に、しかも大量にあるもの。自然なものだから大丈夫だと。。顔にも膝にも安易に打つわけです。。

 

確かに、高齢者が膝の痛みにヒアルロン酸を打つ事で、一時的に楽になる事はあるでしょう。。

しかし、身体が作ったヒアルロン酸と、人工的に作ったヒアルロン酸は違います。。

だから、膝にヒアルロン酸を打っても、身体は異物と判断し、血管に吸収して、腎臓で濾過し、汗やおしっこで排泄してしまいます。

 

だから何回も、永遠に打ち続けないといけないのです。

しかも、身体は、足りないものを外から補う習慣をつけると、さらに自分でヒアルロン酸を作る機能が落ちます。。

糖尿病の人が、人工透析を半年やると、腎臓の機能はもう復活しないと言われる所以でもあります。

これは全てに言えるでしょう。。

エアコン世代の子供は、寒さにも熱さにも弱い。。

身体の体温を保つ機能が落ちているのです。補いすぎるからです。

 

肌の乾燥を防ぐために、保湿剤を使い続けると、更に乾燥肌になるのもそうです。

 

身体は、足りないなら、より足りない環境を与えると、例えば熱い時は熱い🥵お茶を飲むと、何故か涼しくなる。。

寒い時😨は、乾布摩擦すると、身体が温かくなるなど。。

そちらのが正解です。

 

足りないなら補えば良い。。という西洋医学の考え方は、身体の真理に反しているんです。

 

そしてもう一つ。。

整体として、長らく膝痛の人を治して来ましたが、膝の痛みの原因は、殆どの場合。。整形の医者が言う様な、軟骨のすり減りや、膝の変形ではないのです。

 

整形でそう言われた。。というお客さんが来ても、多くの場合。。膝が捻れて、膝周りの筋肉が硬直。。その硬直した筋肉に、血管や神経が押し潰され、膝関節の滑膜の代謝が行われない為です。。

ですから多くの場合。。膝の捻れを取り、膝周りの筋肉を緩めて、血管を解放。。膝関節がスムーズに運動する様にしてやれば、自然と血液が🩸、膝の老廃物を回収して、必要な栄養を補充し、必要な組織が再生するのです。

 

そういう原因の膝痛に、ヒアルロン酸は意味がない。。

ヒアルロン酸は、高齢者の、本当に膝が変形してガニ股で、軟骨もすり減って、関節として機能不全になっているレベルの人に、仕方なく打ち続けて護摩化すだけで、それで治癒に向かうことはありません。

整形外科のやる事は、ごかまし対処療法ばかり。。

だから通い続けないといけない。

打ち続けないといけないのです

 

そんな事はやめましょう!

そんな事になる前に、身体を整えておいてください。。

当院でも、若い時の膝や足首の捻挫を、ちゃんと治していないままにしていて、それが原因で膝が変形しているケースがあります。

これも整形が、痛みが消えただけでなく、関節がちゃんと機能してるかまで診る事ができないからです。

だから、痛みが消えたら終わりなのです。

ちゃんと治していないのです。

それが原因で歪んでいく。。

そういうケースは多いんです。

だから、整形は行かなくて良い。。と言うのです。

接骨院も同様です。

保険が効くからと言って、安易に行かない事です。