去年、親父が死んだ瞬間。。最初に思った事が、「大した親孝行もせずに申し訳ない。。」
という事でした。。今日まで、その気持ちを引きづり、後悔の念がありました。。
しかし、ふと思ったんですが。。
そもそも、両親が亡くなった時、充分親孝行したから良いや。。と、思える人などいるのだろうか？ そもそも親孝行とは何なのか？
きっと、両親が亡くなった瞬間に、親孝行ちゃんとした。。と思える人はいないだろう。。
ならば、そんな事で後悔する必要がない。。
いや、後悔できた人は、きっと両親が好きで、世話になった感謝があるが故。。
幸福ものでもあります。。
当院のお客さんで、父親が死んだ瞬間、やったー♪と、思った。。
という人。。2人知っています。。
1人は、暴力夫。。もう1人はギャンブル借金夫です。
しかし、いつまでもそんな事で、後悔してる時間を、違う事に使える、。切り替えられるんじゃないか？
それで、世の中の親孝行とは何なのか？
親は子供に何を求め、何をしてもらうと親孝行息子、娘だと思うのか？
調べてみて納得な答えを見つけた。
下のアンケートを見て欲しい。。
この図をみてどう思いましたか？
親が望んでいる親孝行とは、当たり前のこと。。
①元気な姿を見せてくれる
②孫の顔を見せてくれる
③話し相手になってくれる
これなら、気の利いた息子、娘ならやっている事ですよね。。
その中で、もっとも多いのが、元気な姿を見せてくれる事。。
これは、病気になる息子、娘もいる訳だから、その場合は、元気な姿を見せることはできない。。
しかし、病気であっても、心の成長は見せる事ができる。。
病気になったからこそ、心を成長させることができるし、それを親に見せることは、最高、最良の親孝行だと思う。。
仏教においても、故人にしてあげる一番大事な事は、墓の掃除でも、法事でも、お墓で僧侶に読経させる事でもなく、残った子孫が、心の成長をした姿を見せる事である。。
と、あります。。
子孫が心の成長をした分、その光は故人に届き、故人のたましいを磨く事にもなるからです。
繋がっていますから。。
まさにそれが一番大事。。
まだ両親が健在な人で、このブログを読んだ人。。
両親が亡くなった時、殆どの方が、自分を親不孝者だと責め、後悔するでしょう。。
しかし、この三つの親孝行。。
親孝行とは、親の為だけではなく、自分の為でもある。。
自分の為にした事が、親の為にもなっている事。。
これが真の親孝行です。。
両親が亡くなった時、後悔したくない人は、ベスト10のうち、これなら自分にもできる。。
と、思う親孝行は、しておくといいですね！
