心が風邪をひいたなら

川村整体ブログ 

肩関節がゴキゴキ鳴る人

整体に来る人でよく訴えるのが。。

肩がゴリゴリ鳴る。。首がゴリゴリ鳴る。。膝がパキパキなる。。。あるいは顎がゴキゴキなるのは何故でしょうか?

という事。。。

そういう時、僕は簡単に、関節の位置が悪くて、関節が正しく動けないから、引っかかる音。。もしくは関節内のガスが抜ける音。。。

だといいますが、もう少し詳しく説明してみよう。。

 

関節が正しく動けない理由は、まず、ノーマルポジションが悪いから。。

つまり姿勢が悪い状態が慢性化して、そもそも、関節が筋肉に引っ張られ続けて筋肉が常に緊張状態の為、関節が外れないように緊張していて、筋肉が自身で緩むことができない。。

 

動きに対して緩んだり、緊張させたりする余裕がないんです。

だから、関節を動かそうとする時、本来、関節周りの筋肉は、無意識の反射で、緊張する筋肉と、同時に脱力する筋肉とのバランス反射が起きているのです。

それでスムーズに動ける。。

 

しかし姿勢が悪いとそれが起きない。。全ての筋肉が緊張したままなので動かない。。

それでも無理に動かそうとすると関節がずれて鳴る。。という事です。

 

慢性的に、猫背の人は、胸の筋肉が硬いです。。

胸の筋肉は、腕関節、肩甲骨と繋がっているからです。。

猫背でこの筋肉が硬くて弛まない人が多い。。。

 

この姿勢は、現代人に多く、気づかない不安の中で、胸が詰まり、その胸を緩めようと猫背になっているんです。

腹が痛い時、お腹を縮めると緩むでしょ?

腹が痛い人が反りかえる姿勢の人はいません。

膵臓が悪い場合は、反りかえる場合があります。

 

この姿勢では、不安で興奮しいいることが慢性化している為、整体では、不眠症の人は、この胸の筋肉を緩めると寝れる。。と、言われています。

興奮と不安を解除してやるんです。

 

それだけではなく、無理な筋トレや、ストレッチをやってる人も、体の筋肉反射がバカになり、関節の動きに対しての無心の筋肉のオンオフ機能が働かず、姿勢が悪くなり、動きもしなやかさを失います。。

ブログでいつも言いますが、身体を良くするとは、鍛えたり、ストレッチする事じゃ無いんです。。

正しく立ち、正しく動く事です。。

僕も朝と夕方。。

自分で考えた統一体操をやりますが、それは、重心の位置と、その重心の位置に反射して、筋肉が勝手に、緊張したり、弛緩したりする。。

その勝手に身体が重心の位置を感じて、筋肉をオンオフしたり、縮む方向を変えたり。。

それを自在にする体操です。

YouTubeで、僕が歩き方とかの講習をすると、動きが綺麗だと、お客さんが言ってくれます。

 

綺麗に見える動きとは、まさに自在な筋肉反射が起きている動きです。

頭でコントロールする事をやめればやめただけ、動きは自在になるのです。

 

皆さんも、たとえばラジオ体操でも良いです。。

そのとき、形に囚われ過ぎず、身体が柔らかく、しなやかに、そして手足の末端の力が抜ける様に動いてみてください。。

それでもって、身体の中心線はポカポカしてる感じ。。

身体の末端に力が入っているという事は、頭で動きをコントロールしているのです。

頭でコントロールする動きはぎこちないのです。

緊張すると動きが固くなるでしょう?

 

筋トレやストレッチは、身体の無心の動きを消します。。

それより、気持ちよく歩き、気持ちよく動く。。。

それが大事です。