心が風邪をひいたなら

川村整体ブログ 

顎は耐震バランサー

昨日は、常連さんの若い女性。。

当院を気に入ってくれて、定期的に通っています。。

昨日、身体を見ていたら、あれ😯、今日、いつもより歪んでるけど?

なんかあった?

 

彼女は、東京にコンサート🎵に行ったとか、歯の矯正を始めたとか。。。

 

あっそれだ。。歯の矯正で、顎のバランサー機能が崩れたんだ。。

顎は、ぶら下がっている振り子です。。

下顎が自由自在にぶら下がっている事で、身体の重心バランスを保って、身体の恒常性を保っているのです。

それは、五重の塔の耐震の仕組みや、スカイツリーの耐震の仕組みと同じです。。

犬の🐕散歩してると、犬は、尻尾を左右に振りながら歩くでしょう?

あーやってバランス取ってるんです。。

直立した人間の場合。。それが顎だという事です。

顎はバランサーです。。心のバランサーでもあるんです。

ノイローゼの人は、皆、顎が歪んでフリーズしています。

振り子が動く様に戻してやれば、時計🕰️は、また時間を刻み出すんです。

 

詳しくは、下の引用をご覧ください。

 

動物とは動く事が前提で、どう動くか?という仕組みで出来上がっているんです。

整体では、動きの統一性を見ます。。

でも、病院系は、動きの統一性など知らなですから。。

専門の部位しか見ません。

 

顎周りの見た目の左右均等、静止画で見てしまう。

これが危ないんですよね。。

歯の矯正をして、歯並びが綺麗になったとしても、実は、体は、体のバランスを取る為に、顎の形を振り子として、機能しやすい様に、自ら歪み。。歯並びを悪くしているということもあるのです。

 

身体の方が歪んでるから、顎周りも歪ませた方が、バランスするからです。

 

歯並びの矯正をした事で、顎の振り子現象が働き易くなることがあれば、それで身体が整っていくケースはあるんです。

 

歯の矯正したら頭痛が無くなった。。というのはそういうケースです。

 

しかし、バランスを取る為に自ら歪んでいる顎、歯並びだけ、力ずくで真っ直ぐにすれば、体はついてこれず、揺れない身体となり、平衡感覚が取れず、めまい、車酔いに苦しむ、。

転びやすくなる.疲れやすくなる。

肩凝り、腰痛、生理痛が、増した、。そんな経験ある人いるでしょ?

 

彼女の場合。当院に定期的に通っていて、これからも通いたい。。と言ってくれているので、

当院で調整しながら矯正すれば大丈夫🙆‍♀️なんです。

本当は、整体と歯科矯正はコラボした方が良い。。

一度ある歯医者さんと、その計画が進んで、コラボしてやってみよう。。

と、なっていたんだけど、。向こうから、やっぱり。。と、断ってきました。。

お医者さんというのは、いろんな、しがらみで、正しい事ができないんです。

それが怖い。。

 

縁あってこのブログを読んだ人は、歯の矯正をする時は、お近くの信頼できる整体院と、同時に通うのが良いです。

お金かかるけどね。

 

引用。。

 

 

下顎は身体の重心を安定させるバランサーの役目を果たすようになりました。
えっ!!何それ? という感じだと思います。

下顎は抗重力筋である側頭筋という筋肉によって、ブランコのように頭の骨からぶら下がっています。


普段は、上下の歯は、食物を咀嚼したり、嚥下といって食物を飲み込む時以外は、かみ合っておらず、2~3㎜すいた状態で生活しています。


このぶらさがっている事が、ポイントになります。


地面から一番高いところにある約6キロの頭が歩いたり、走ったりする時、ひとかたまりで揺れたら、からだは前後左右に大きくゆれます。


2足歩行といっても、歩く時は、1足、1足で歩きます。たとえば、右足にのったとき頭は右に傾きますが、ぶら下がっている1キロの重さの下顎は左に跳ね返り、からだ全体が右に流れるのを防いでいます。

そもそも下顎を支配する下顎神経の中に体性感覚機能(身体の重心バランスに働く)を持ち合わせているのです。

 

この理論が現在の建築にも応用されています。


現在、タワーマンションが流行しています。超高層ビルの耐震システムとして、地震の際など大きな振動エネルギーを吸収するため、ビルの屋上付近に、振り子状の動きをする巨大な重りをぶら下げています。

地震が起こった時に、この振り子が建物と逆方向に振れることで、振動エネルギーを吸収する仕組みとなっています。高さ220メートルのビルの場合、8メートルの振り子の長さで、重りの重さはビルの重量の3%をつるしているそうです。

 実は高層ビルの耐震システムの比率とヒトの身長と下顎の重さの比率が良く似ているそうです。

 

 下顎は、生命維持のために野菜からお肉まで幅広く食物を咀嚼できるように、またコミュニケーションツールとしての発語が容易に出来るように自由に動ける特徴があります。

その反面、サルや類人縁の時に比べて、下顎の位置がずれやすくなってしまいました。

 

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