心が風邪をひいたなら

川村整体ブログ 

肩甲骨にも胃腸の急所がある理由。。

下の図で、赤く塗った所が、整体術で言う、胃腸の急所なのです。。

興味深いのは、肩甲骨、。また、肩甲骨を挟む、背骨の胸椎、2番、4番も胃腸の急所です。。

2番は、胃、肝臓。。4番は、食道、肝臓。そして肺と、心臓🫀です。

仙骨を挟む2枚の寛骨。。骨盤も胃腸の急所である事からも、胃腸の不調とは、骨盤と肩甲骨の連動した前後開閉運動に保証されて、肋骨をしなやかに動かし、そのしなやかな肋骨呼吸運動で、胃腸が伸縮して呼吸していると言う事です。。

人間は、進化論的には、四つ脚動物であり、歩く時、運動する時、作業する時も、身体の状態の良い人は、四つ脚的に動いています。。

 

車で言う、四輪駆動ですね。

現代人はそれを忘れ、上半身と下半身を同時に動かせません。。

バラバラなんです。

 

骨盤と肩甲骨が連動して同時に動かなければ。。

肋骨も動かないんです。。

 

胃腸の不調とは、四つ脚、、四輪駆動で動けていませんよ。。

という事です。。

 

僕がいつも教える、正しい日本人の歩き方も、四輪駆動です。。

日本人は、四輪駆動で歩いていたのです。。

歩けば歩くほどに、胃腸が伸縮し、温まり、活性化するのです。。

 

当院にも、歩きたいが、外に歩きに行くと、痛くなるから。。

と、散歩に行かない人には、家の中で、カトちゃんケンちゃんの、髭ダンス。。

これも、肩、肩甲骨主導で動く、四輪駆動体操です。。

人は、無心で動くと、四輪駆動になるのです。。

 

であれば、四輪駆動歩きをすれば、無心に至るのです。。

歩く事が歩行禅であると。。僕がいつも言う理由。。

ノルディックウオーキングも、僕は奨励していますが。。

 

あれも要は、四つ脚、四輪駆動ウオーキングだからです。。

人間が、二足歩行をするのは、相当なバランス感覚です。。

殆どの日本人は、四輪駆動ではなく、意識的にアウターマッスルを動かして、二輪駆動で歩いているのです。。

 

それでは、高齢者は、歩けば歩くほど、身体が崩れて来るのです。

外をウオーキングする時は、台風の時、後ろから風で押されて前に脚が出る。。

その感じで、最初は、少し駆け足気味に発進すると良いでしょう。。

背中に帆がついている、帆船になるのです。

多くの方が、腰を引き、大きく手を振って、身体を捻転し、足の母指球で蹴って歩いています。。

 

これは意識的ウオーキング。。二輪駆動です。

その歩き方をするから、膝が痛くなり、浮指になり、外反母趾になるのです。。

お年寄りが、脚が前に出なくなり、歩幅が減るのは、骨盤が前後に動かなくなり、後屈して固まるから。。

しかし、骨盤を動かなくしているのは、肋骨運動だし、、肋骨を動かしているのは、肩甲骨の運動です。。

 

脚が出なくなるとは。。肩が肩甲骨が動かなくなる事なのです。。

だから、高齢者には、家の中での髭ダンス。。

肩、肩甲骨主導で脚が前に出る。。

 

これを推奨しています。。

やってみると分かります。。

肩甲骨を上下すると。。勝手に脚が前に出てきます。。

そして、肩甲骨が動く様になれば、胃腸も動くのです。。

胃腸の問題は、実は肩甲骨の問題なんです。。

 

肩甲骨剥がしは、整体術で、1番良く使われる技術です。。

それほど肩甲骨が動く。。と言う事は、四輪駆動の身体に必須なのです。

足腰は大事です。。

 

しかし足腰を動かしているのは、肩甲骨です。。

その意識が大事。。

参考動画。。

正しい歩き方。。

 

youtu.be