心が風邪をひいたなら

川村整体ブログ 野口整体術を、仏教で紐解く

鬱のお客さんが、毎週来る理由

鬱で、抗うつ剤を飲んでいる女性。。

縁あって当院に来てから。。ここに来るのが楽しみの様です。。

大人しい人で、。会話もほとんど無いのですが、。

安堵感に満ちた顔で、施術を受けていますね。。

 

鬱の人は、水毒で身体が冷えている場合が多いですね。。

例えば、私達は、南国に行くと、、開放的になりますよね?

時間が止まる。。それは意識が止まるということ。。時間は意識です。。

無心が広がるという事。無心は内から外へ。。。広がる。。

体の内側から、外側に放射される様な、気の集中と発散があります。。

その時、心身の状態は、在るがままであり、気分がいいのです。。

当院で施術所を受けてる最中は、一時的にせよ、。そういう状態にるのです。

だから、鬱のひとが、当院に来るのが楽しみであるというのは、よく理解できます。

 

 

逆に、冬景色が綺麗な場所に行くと、例えば、日本海側の東尋坊とか、。行ったことありますけど。。

物悲しくなり、、内向的になり、、悲壮感に暮れる。時間が長く感じます。。意識的。。

エネルギーは、外から内へ。。になります。。

悲しみに浸りたい時はいいですね。。

思いっきり悲しみに浸れば、、底をうって、元気が反転する作用があります。。

 

鬱もある種、、それをしているのです、。

内から外への、無心の広がりが萎縮し、、意識的になります。。

意識とは時間軸に産まれる思考です。。

だから、将来や過去のことが気になり、不安になるのです。。後悔するのです、。

今、ここに腰を据えて座れず、、あたふた一喜一憂してしまうのです。。

悩み事は誰にでも存在するし、、存在する必要があります。。

 

私達は、悩み事を肥やしに、踏み台にして成長しているのですから。。

 

ただ、開放的に悩み事を受け入れて処理するやり方と、。

内向的に、悩み事に抵抗して、処理するやり方では、、明日が違います。。

 

私達が苦しむ悩みとは、、悩みがあるから悩み苦しむのではなくて。。悩みの処理のしかたが、建設的でない為、処理されずに溜まっていく不燃ごみの重さです。

悩みは燃やして、エネルギーにして、心の次元を上げるのです。。

 

それができる身体、、に、戻せば良いだけ、。

鬱になってる状態も、その状態に戻そうとしている過程の姿です。。

あまりに内向的に、悩みに抵抗してしまう人には、身体は、とことん内向的にして、底を打たせて反転しようとするのです。。

 

僕がいつも、、鬱は底を打てば必ず反転してくるから、、元気になろうと、力んだり、、こんな自分、。と、自分を責めたりしない、。ただこの時間を受け入れてください。。

当院が気持ちいいなら、、通ってください、、

底を打つのが早くなり、反転も早くなります、。

 

これは更年期にも言える事です、。

更年期も、鬱のようなものです。。底を打てば上がってくる仕組みです。。

ただただ、、受け入れて待てばいいのです、。

なのに、病院が病名をつけて、余計な事をするから、経過が悪く、長引くのです、

 

素直に底を打たせてやればいいのです。