十円玉理論
10円玉を製造すると、必ず 表と裏ができます。目に見えるとは裏と表があるという事です。
目に見えるものだけが実在していると言う勘違いが、誤った相対的なものの見方を生んでいるわけです。
例えば、金メダルを取ることが自分の幸福だと、思い込んだ人は、やる気、希望が生まれると同時に、取れなかったらどうしよう。。という不安を生んでいるわけです。
でも柔道教室に通うことが楽しいという人には、柔道は楽しいという裏のない心地よさしかないわけです
金メダルを取ることを目標にしてない人には、取れなかったらどうしよう。。という 不安もうまれません。求めて誰よりも頑張らないと、幸福は掴めないという欲望が、不安を生み、迷いを生んでいるということです。
心が風邪をひいている人は、自分の心の中に、自分の持ち味にそぐわない、人と比較して、こうであらねばならない。。という 間違った姿を目標とし、評価されたい自分を求めている人です。それがうまくいかない事に、苦しさがあるわけです。
思い切って手放してみると、本当の自分の持ち味が見えて来て、あーでなければいけない。。という呪縛から、なんだこれでいいんだ。。となります。