心が風邪をひいたなら

川村整体ブログ 

無心になろう。。は無心じゃない

人間は本来無心であります。無心である状態が、一番生命力が働く。元気なんですね。

じゃあ、無心とは何でしょうか? 何も考えてない状態❓ 違います。

 

無心とは、求めてない状態です。逆に言えば、今を受け入れて感謝できる状態。

求めていない状態とは、何かの為に行動してない状態

 

赤ちゃんやどうぶつは、今しかありません。

老子の言葉で、無為にして為せ。。。という言葉があります。

親鸞さんの、自然法

道元さんの只管打坐

キリストの全託

も同じような意味です。

 

今を生きてる状態は、無為であり、将来の目標や、目的の為に、今を手段として使うこと生き方は、為がある状態、有為なんですね。難しいですねえ。。

 

何の為になるか分からない様な事を、楽しめる心 無心です。

趣味とはそういうものである場合が多いですね。だから心が解放されるわけです。

 

例えば、健康の為に歩くのではなく、歩くと気持ちいいから歩く。

歩く事そのものを楽しめる状態。それは与えられたままを、受け入れてる状態

 

毎日を、いい事も、悪い事も、自分に必要な出来事なのだと、受け入れながら、感謝できる心が無心です。本来そういう心があるのですね。忘れてるだけで。

無心になろうとする心が 為に生きていますから。無心になれないんですね。

だから無心の人はこういう身体をしている。。という身体に整えていく  それが整体術です。身体が、無心の身体になれば、無心の呼吸を生み、無心の心を生む。

鬱の方が整体で良くなる理屈も同じです。無心の身体に整えて行きますと、呼吸と脳が、それに合わせて変わって行きます。