女性に多い、摂食障害と言われる、過食、または拒食は、なぜ起こるのか?
男性の場合で言えば、摂食障害というのは、少ないが、その代わりに過労死が多い。。
つまり、女性の摂食障害とは、男性の過労死と同様の原理で起こっているのです。。
それはどういう事か。。
集中を超えた集中のし過ぎ。。それは執着という名に変わるのです。。
元々現代においては、執着心が強い。。というのは褒め言葉の様に使われる。。
勝ちに対する執着心が強い方が勝つ。。みたいな。。
つまり。身体を壊してでも、結果が出るまでやり続ける事がえらい事。。
我慢強い事がえらい事。。そう思われている。。
そういう価値観に縛られて、男性は、弱音を吐かずに、理不尽な上司の要求、会社の要求に応え続けて、身体が発散する事ができず、最大の発散の仕方として、死んでしまうのだ。。
死んでしまえば、もう、執着できないから。。
身体は、それを選択せざるおえないのです。。
女性においての過食、拒食になる人も同様で、執着し続けるタイプの人が、うまくエネルギーを発散できなくなった時に、究極の執着の形である、過食、または拒食という形をとって、バブルがはじける様に、発散するしかないところまで、行き着くところまで行きつき、これ以上執着できないところで、はじけてしまおうという反応です。
男性にふられても、3日泣けば底をうち、気持ちが吹っ切れる事があるでしょう?
あれを身体がやろうとしている症状。。
それが過食、拒食という、執着過剰を、解除しようとする反応です。
現代人は大脳社会、大脳思考に支配されて、身体の法則が見えていない。。
身体の声を聴くという事ができない。。
身体は執着して欲しくないのです。。
集中とは、発散があってこその集中なのです。
寝るから朝、元気なのと同じ。
休日は休むから、月曜から集中できる。。
寝るのが勿体ないとか、休日を返上してまで頑張って結果を出すのが偉い。。
というタイプの人が、そのエネルギーの方向性が、うまく行っている時は、うまくいっている満足感で、発散できるが、上手くいかなくなった時に、発散できなくなり、発散場所を探そうと、過食、拒食という症状を通して、発散しようとしているのです。。
過食も食べる事への執着ですし、拒食は食べない事の執着だからです。
究極の執着の末に、限度が来てはじける。そういう事です。
ならば、摂食障害にならないには、日頃から、頑張り過ぎない。。
僕なんかは、人より頑張らなきゃ結果出せない様な事は、最初からしない。。
そういう考えです。
人より頑張らなくても、結果が出てしまう様な事は、自分に向いている。。
だから、真摯に向き合って、継続していけば良い。
向いているから継続できるのだから。。
休む事、寝る事が時間の無駄だと言う考えを捨ててください。。
呼吸は吸うから吐ける。。吐けるから吸えるのです。