心が風邪をひいたなら

川村整体ブログ 

過食、拒食は執着の形

女性に多い、摂食障害と言われる、過食、または拒食は、なぜ起こるのか?

男性の場合で言えば、摂食障害というのは、少ないが、その代わりに過労死が多い。。

 

つまり、女性の摂食障害とは、男性の過労死と同様の原理で起こっているのです。。

 

それはどういう事か。。

集中を超えた集中のし過ぎ。。それは執着という名に変わるのです。。

 

元々現代においては、執着心が強い。。というのは褒め言葉の様に使われる。。

勝ちに対する執着心が強い方が勝つ。。みたいな。。

つまり。身体を壊してでも、結果が出るまでやり続ける事がえらい事。。

我慢強い事がえらい事。。そう思われている。。

 

そういう価値観に縛られて、男性は、弱音を吐かずに、理不尽な上司の要求、会社の要求に応え続けて、身体が発散する事ができず、最大の発散の仕方として、死んでしまうのだ。。

死んでしまえば、もう、執着できないから。。

身体は、それを選択せざるおえないのです。。

 

女性においての過食、拒食になる人も同様で、執着し続けるタイプの人が、うまくエネルギーを発散できなくなった時に、究極の執着の形である、過食、または拒食という形をとって、バブルがはじける様に、発散するしかないところまで、行き着くところまで行きつき、これ以上執着できないところで、はじけてしまおうという反応です。

 

男性にふられても、3日泣けば底をうち、気持ちが吹っ切れる事があるでしょう?

あれを身体がやろうとしている症状。。

それが過食、拒食という、執着過剰を、解除しようとする反応です。

現代人は大脳社会、大脳思考に支配されて、身体の法則が見えていない。。

身体の声を聴くという事ができない。。

 

身体は執着して欲しくないのです。。

集中とは、発散があってこその集中なのです。

 

寝るから朝、元気なのと同じ。

休日は休むから、月曜から集中できる。。

 

寝るのが勿体ないとか、休日を返上してまで頑張って結果を出すのが偉い。。

というタイプの人が、そのエネルギーの方向性が、うまく行っている時は、うまくいっている満足感で、発散できるが、上手くいかなくなった時に、発散できなくなり、発散場所を探そうと、過食、拒食という症状を通して、発散しようとしているのです。。

過食も食べる事への執着ですし、拒食は食べない事の執着だからです。

究極の執着の末に、限度が来てはじける。そういう事です。

 

ならば、摂食障害にならないには、日頃から、頑張り過ぎない。。

僕なんかは、人より頑張らなきゃ結果出せない様な事は、最初からしない。。

そういう考えです。

人より頑張らなくても、結果が出てしまう様な事は、自分に向いている。。

だから、真摯に向き合って、継続していけば良い。

向いているから継続できるのだから。。

 

休む事、寝る事が時間の無駄だと言う考えを捨ててください。。

呼吸は吸うから吐ける。。吐けるから吸えるのです。