心が風邪をひいたなら

川村整体ブログ 

背中ギックリ。。

ギックリ腰は良く聞きますが、背中ギックリはあまり聞かないですよね?

それでも、背中ギックリで来店するお客さんも、少ないですがいらっしゃいます。。

何故背中ギックリが起きるのか?

 

私達人間の体は、前屈、後屈、左右側屈、左右捻転、伸び上がる、しゃがむ。。という動きができる様になっています。。

それらのいろんな動きを自由自在にするには、背骨の骨と骨の間の関節が水平である必要があります。

しかし、背中ギックリになる人は、多くの場合。。背骨が斜めになっていて、関節が動きにくい状態で慢性化しています。

 

体を捻る時に、捻れてくれる骨は決まっています。。図でいう腰椎4番の上の腰椎3番

背中では、胸椎7番が中心で捻れます。。

肋骨の捻転の中心は、胸椎7番なのです。

鬱の人などは、肋骨が落ち、胸椎7番が動かない為、肋骨を捻る事ができません。。

だから、首も回らなくなるんです。

首は肋骨の回転と同時に動きますから。。

それで、借金で首が回らない。。という言い方をするんです。

 

感情がフリーズしてる時、肋骨も、首も回らないのです。

よく寝違えた。。という人が来ますが、多くの場合。肋骨を上げて捻れる様にしてやると、首は楽になります。

首の問題というより、肋骨の問題です。

この肋骨を捻る中心の胸椎7番が、動きが悪いとき、急に肋骨を捻る動きをすると、胸椎7番が動かずずれたり、胸椎7番以外の骨が捻れたりずれたりする。。

すると激痛が走り、動けなくなり、寝る事もできない。。

 

胸椎7番が固くなる理由に、重心の位置が上がっている。。という事があります。

のぼせているのです。

のぼせている時は、肩が上がります。。つまり重心が普段より上がっているんです。。

そんな時、捻れる骨も、普段より上にある骨が捻れてしまうんです。のぼせやすい🌸三月、4月は起きやすいんです。

また、右半身が前側に倒れ、左半身は後ろに倒れて、縦に捻れている縦捻れの人。。

これは女性に多い。。

生理で骨盤が開閉する機会が多い事が原因と思われます。。

縦捻れの人も、常に胸椎7番にストレスがかかっているので、変な動きを、しかも春先にやると、ギクってなる場合があります。

 

当院では簡単に治りますが、昨日来た女性も、20分ぐらいで治りました。。

背中ギックリを治すのは、高度技術です。。

整形や接骨院、また下手な整体院では治せないです。

電気を流す様な治療院はダメです。

 

肋骨を普段から捻転しておく事をお勧めします。。

そうすれば、寝違いも起きにくいのです。