心が風邪をひいたなら

川村整体ブログ 

間がいいとは、息が合うこと。。

今日は、先祖様のお墓と、亡くなった親友の墓参りをした後、また山方向へ、森ドライブ。

今日は、バイクが多かったですね。。

僕も大学生時代。バイク乗りだったので、羨ましい限りでした。。

 

バイクで森を走るのは気持ちがいいのです。。

まず、信号がない。。風を感じる。。

 

最も気持ちいいのは、カーブで、バイクを曲がる方に倒した時、地面に押しつけられる様な、Gを感じる訳です。。

これが、地球と一つになった感じで気持ちがいい。。

 

本当の気持ちよさとは、大脳の興奮ではなくて、地球と一つになり、呼吸が一つになる事です。。

 

バイク乗りにとって、気持ちよく走っていたら、前に遅い車がいた時、「くそっ、遅えの居るわ」と、ガッカリするのです。。僕もそうでしたので、よくわかるのです。。

山道は抜きにくいのです。。

 

今日も、軽自動車で走っていると、二回、後ろにバイクがつきました。。

一台は大型スポーツバイク。。もう一台は、オフロードバイクでした。

僕は。バイク乗りの気持ちがわかるので、後ろに着いた瞬間に、ハザードを出し、徐行し、右手で、先行っていいよ〜。。と、合図します。。

 

するとバイクは、やはりサンキューハザードを出しながら、左手でサンキューと、挨拶するのです。。

二回とも全く同じ事が起きました。。

 

これは、僕と、バイク乗りの呼吸が合った。。という事です。。

お互いの間が良く。間が働いた瞬間です。。

お互いが気持ちいいでしょう?

譲った僕も気持ちいい。。譲られたバイク乗りも気持ちいい。。

漫才で間がいい。。というのは、このタイミングですね。

ここだ。。というタイミングにボケたり、、突っ込んだりするから、そこの間が働く。。

間とは脱力装置です。。笑顔装置です。。間は、2人を一つにする接着剤です。

だから、笑ってしまうのです。。そして笑いは映るでしょう?

 

これが、僕が譲るタイミングが3分遅かったらどうなったでしょう。。

バイク乗りは、3分間イライラし、その後ぼくが譲った、。としても、「遅えよ、バーカ」

と、サンキューハザードも出さず、手でサンキュー合図も出さず、抜いて行ったでしょう。。

 

これは、ここという呼吸。。タイミングの逃し、間(空)を働かせる事が出来ず、魔が刺したのです。

譲ってやったのに、サンキューハザードも、手の合図もなければ、僕も、「譲ってやったのになんだあいつは。。」

お互い嫌な思い出で残ります。。

僕は、若い子によくいうのです。。

「気がつく、気が効くとは、気づいた時に即動くからみんなが気持ちいいのであって、気づいていても、動かなければ、気づいていないのと同じだ」。と。。

人間関係、夫婦関係にも同じことが言えます。。

 

お互いがお互いの気持ちが分からないから、呼吸が合わない。。間が開かず、魔が刺しちゃうんですね。。

出来るだけ、お互いの立場を体験し、理解し、気がついたらすぐ行動に移す事です。。

 

タイミングが良ければ、呼吸が合えば、嫌な出来事になるはずのものが、いい出来事になるのです。。合気道の、合気とは、そういうことなのですが、倒しにきた相手を、呼吸を合わせて、友達になってしまう。。という奥深い武術であるはずですが、今は、護身術になってしまいました。。

それだけ、呼吸が合うとか、間がいいという感覚が解らない時代なのです。。

情報に依存しすぎて、感覚が麻痺しているのです。

気づいた事をすぐに行動に移す練習をしましょう。。

仏教でも第一直感に即従うのがいい。。と言います。

それは、腰を若く保つことにもなるのです。

 

歳をとり、腰が硬化すればするほど、言い訳が多くなり、動かなくなるのです。。

歳をとっても若い人は、気づいたらすぐ行動できるのです。。

そういう人は、間が良く、気持ちいいのです。。

おせっかいにならない様に。。