心が風邪をひいたなら

川村整体ブログ 

口呼吸、鼻呼吸。。

巷では口呼吸はダメで、鼻呼吸にしなさい。。

口呼吸がダメだからと、寝る時、口に貼る絆創膏まで販売されています、、

 

ここで実験です、、

舌を上顎につけてみてください。。

次に、舌を下の歯の下に付けてください。。

 

この二つを交互に繰り返しながら、顎の位置、首の位置がどう変わるか?じっけんしてください。。

 

上顎に舌を付けたときには、顎が引かれ、引かれながら、顎だけ少し出ます。。

この状態が、顎の位置、首の位置、首の開放感が一番いい状態。。

空いていた口も閉じて、自然と鼻呼吸になるのです。

 

顎、首がこの状態にある時は、腰もきまって、膝も柔らかくなります。。

 

僕も整体施術中、無意識に、舌を上顎につけています。。

気功の教科書にもそうするように書いてあります。。

僕の場合、気づいたらそうしていたので調べたら、気功の本に、書いてあり、成程。。

身体は知ってるな。。と、思いました。

 

山本昌投手が舌を出しながら投げる。。マイケルジョーダンが舌を出しながらプレイする様は、この。上顎に舌をつけるのと同じです。。

無意識に、首が引かれ、引かれながら下顎が少し出る。。

 

引きすぎると肩が上がり、浮き足立ちます。。

軍隊のキョウツケの様です。それは間違いです。。

 

この状態は、首にも綺麗にアーチができ、腰にもアーチができるのです。。土踏まずにもアーチが生まれます。。アキレス腱にもアーチができます。

中心が通り、集中力が増し、高いパフォーマンスができます。。

喉も解放され、大きな綺麗な声が出ます。。

歌がうまい人は、この首の状態です。

 

逆に、舌を下の歯の下に付けてみましょう。。

 

顎が出て、首も出て、ストレートネックになりませんか?

あれ、口が開いて、口呼吸してますよ!

 

腰も丸まり猫背です。。胸が縮み、鎖骨も狭まり、喉が締め付けられます。。

この時、上咽頭炎が起きるのです。。

喉が挟まれて血行が悪くなるから、炎症を起こして、流れを良くしようとしているのです。

 

風邪を引くと痛くなる場所。。

つまり、冬場は、上顎に舌をつける習慣をつければいいのです。。

 

自然にそうするようになれば、口呼吸にはならない。。

風邪をひいて、上咽頭炎になってしまった人も、喉を解放するのに、舌を上顎につけて、首、喉の血行をよくしてください。。