人間の悩みというのは、多分動物にはない、人から自分はどう見えているのか?
という自己意識が強い事により起こる。。
本来、魂で生きている人は、自分を外側から見る意識がない。。
例えば、大好きな事をして、集中している時、周りにどう思われるか。。という外から自分を見る意識が無い。。
それを無心というのです。。
魚の群れが、鳥の群れが、測った様に同時に向きを変える様を見て感動した事がある。。
シンクロナイズドスイミング。。というスポーツがあるが、あれは、無理に頭脳で、意識的に合わそうとしているのが分かるから、鳥の群れに様な美しさは無いですね。。
不自然なのです。。ずれてますしね。。
鳥は、頭脳が発達してないからこそ、自分を外側から見て、周りに合わせようという意識、感覚がないのです。。
だから、元々繋がってる世界。。細胞の気の繋がりで、調和しているのです。。
気の世界は、繋がり調和しているのです。。
その感覚の方が強く出ている時には、不安は消えるのです。。
一人でいても、何かに抱かれているような安心感が常にあります。。
僕はそうです。。
よく、過呼吸、不安症の人が、当院多いですが、当院施術中、また、帰る道のりの時間は、不安はが消える。。と言います。。
これは、細胞感覚を呼び起こし、魂の時間が動いているから、外から自分を見る意識が消える、。イコール、不安が消えるのです。
不安は、本体意識(無心)と、外身体自分をコントロールする意識との乖離です。。
乖離とはそういうことです。
人間世界の、人間関係は、シンクロナイズドスイミングの様に、頭脳意識で合わせようとする。。
これを、気を使う。。と言います。。疲れるんですね。。
でも、黙っていても一緒にいられる恋人とは、気が合うのです。。
現代人は。気が合う。。世界が感じにくく、いつも頭脳意識で、外から見た自分がどう見えているか?どうあるべきか? どうすればいいのか、どうしなきゃならないのか?
そんな事をいつも考えて、ヘトヘトなのです。。
そんな時に、もっと強調して、外側から自分を見てみるんです。。
幽体離脱なんかは、外側から、天井から自分を見てる。。と言いますが、それも、外に出過ぎた自己意識を、より外す事で、反動で戻ろうとするものです。。
宇宙飛行士も、宇宙から地球を見た時に、自分を取り戻すのです。。
私達の多くが、無意識にやってるキャラ設定も、一つの自分の外側の意識を、より外にはずす行為です。。
鉄撮りとか、歴女とか、自分を自分の本体ではない自分を演じる。。
自分を、演じた自分を自分だと思ってもらった方が楽だ。。
自分の本体が解らないから、自分を出すのが怖いんですね!
だから、ならば演じてしまえと、別人になりすます。。別人になってしまった方が楽なんです。
誰か忘れましたが、俳優さんで、そんな事言ってる人がいましたね。。
演じてる時間のが楽だと。。
一つの逃避行動でもあるのですが、逃避しきると、元に戻れるんですね!
緊張して肩が上がったら、下げようとするのでなく、より肩を、思いっきりあげると、下がります。。
日本の操体法という整体術は、その原理を使います。。
人間は、本来、自分の中から外を眺めて、自分が見えない状態が、いい状態です。。
しかし、ほとんどの人が、外側から自分がどう見えているか?という意識が強すぎて、それが気が合わず、気を使わないと調和しない社会。。疲れる社会を創り出しているのです。。
大切な事は、外からの意識を捨てていく。。
人によく思われようという意識です。
自分を見せようとする意識です。。
空海さんも言っています。。私達は、深い所では一つの存在なんだと。。
であれば、気を使う事はないのです。。
気が合う世界、。合う、。愛なんです。。
愛とは合う世界の事です、。