自信家ほど、逆境に弱いと言います。。
自信家とは、言い換えれば、完璧主義な人なわけで、自分の思い通りにしようという拘りが強すぎるが故に、例えば、コロナ禍の様に、まさかの出来事、。逆風になると、それを受け入れられないからです。。
受け入れられないのは、弱さです。。
ダーウィンの進化論。。強い物が生き残るのではなくて、変化できるものが生き残る。。
まさにそうなんです。。
順風でない時こそ、それを受け入れ、変化できる人が強いのです。。
新しい心の在り方を見つけるチャンスです。
多くの場合。。人間の悩み、苦しみとは、求める心が強過ぎて、求めてる通りにならない事に対する不安。。または、思い通りでない現状への抵抗心から起きているのです。。
ですから、いい意味で、いい加減な心で生きる事は、腹八分目で、生きる事。。
肩の力を抜いて、コロナも自然現象だと受け入れて、しょうがないね、これも人生。。
と、受け入れて、こういう状況での、心の在り方は、どうあるのがいいのか、勉強できるいいチャンスだと言えるのです。。
多くの完璧主義な人は、早くコロナが終わらないかな。。
終わったらまた、コロナ前の様に、バリバリやってやるんだ。。
と、思っているでしょう。。これは変化できない強さです。。
動物の世界では、絶滅危惧種ですね！
それはそれで、強い人の様にも見える。。
でも、人間が本当に成長するという事。。
成熟するという事は、自分に不都合な状況の中でも、落胆しない。。一喜一憂しない不動心を養って行くことであって、コロナ後、V字回復させる計画を練る事ではないと思うのです。。
それは、今に集中していません。。今を生きていないのです。。
不都合な出来事、。状況に逆らう、抵抗する前に、なんで、こんなに落胆してしまうのか？
肩を落として、過呼吸になってしまうのか？
自己の心を見つめる時間だと思うのです。。
何か自分らしくない事を求めているのです。
それに気づいて、その求める心を捨てると、新しい心の在り方に気づける。。
新しい人生が開く。。開眼です。。
僕の場合で言えば、川村整体は、今年、10年目ですが、最初の三年は、閑古鳥が鳴いていて、心の中でいつも思っていました。。
なんで、俺みたいに正直に、やってる整体院に客が来ないで、嘘つき整体院が、儲かっているのだ？
正直者がバカを見てはいけない。。正直者こそ、成功する。。それを証明したい。。と。。
でも、気づいたのです。。
お客さんが少なかろうが、正直者はバカを見ようが、それでも正直にやり続けることこそ、正直に生きるという事ではないのか？
正直にやってるから、流行るはずだではなくて、今日一日を、正直に、生きる事。。
その繰り返しを、継続している。。その事自体が大事なのではないか？
と。
それからは、金勘定を、できるだけやめて、今日を正直に生きる事に集中しているのです。。
そういう意味では、今年10年目。。
その心は、ブレる事なく継続している。。
これが、自分で自分を褒めてやりたい。誇りですね。。
人によっては、僕が、弟子をたくさん育てて、何店舗も整体院持ってる状態を成功だと思う人もいるでしょう。。
亡くなった親友にもそう言われました。。
でも、僕は違うのです。。そこには全く興味がない。。
どんな状況でも、正直さを逸脱しない心、。それを養う事。。
どんな状況でも一喜一憂せす、受け入れて変化できる事。。
それが、僕の成功なのです。。そしてその心を、お裾分けして行く事。。
量より質
質より次元です。。
今のままで、充分幸福だった。。この気づきが、悟りへの入り口。。
病気の人程、これを知るチャンスがあるのです。
目に見える世界での成功に囚われない事。。
それが成熟だと思うのです、。
