歯を磨く時、ちょっと、首を下に向ける格好をすると、腰が痛い。。という事がありますね?
あれは、ストレスで、神経衰弱し、自律神経が乱れている時の腰痛です。。
ストレスで、腰痛になるの?
はい、ストレスが溜まった時、必ず重心の位置が上がり、肩が上がり、呼吸がしにくくなるんです。。
腰椎1番という骨が硬化し、動きにくくなります。。
その上にある胸椎12番は、肋骨の呼吸、横隔膜の呼吸を支配している骨です。。
つまり、ストレスで、重心が上がると、この胸腰関節が硬化して、動きが悪くなる。。
イコール、。身体の前後屈の動きが硬くなり、前屈の動きが痛くなります。。
歯磨きの時の様な、少し首を前屈すると、腰が痛い。。というのは、胸腰関節の硬化です。。
意識できるストレスなら、自分でなんとかできますが、問題なのは、意識されないストレスです。。
知らず知らずのうちに、ストレスを抱え、身体が参ってしまって動けなくなる。。
という人がいます。。
身体の中の気の流れが詰まってしまって、金縛りみたいに、動けなくなってしまうんです。。
頸肩腕症候群。。と言われる、原因不明で、肩、腕が動かなくなるのも、同様の理由です。
重心が上がり過ぎて、上胸部に、力が集まり過ぎて、下腹の力が抜けているのです。
人間の身体は、リラックス時は、重心が下がり、緊張時は上がるのです。。
緊張時、肩が上がり、爪先立ちになる感覚はわかるでしょ?
その時、呼吸は浅くなります。
あの状態が続くと、胸椎12、腰椎1番のあたりが硬化して、歯磨き時に痛むのです。
鳩尾も硬くなり、胃が痛く感じます。
腕、肩、も、動きにくくなる。。
昨日も、腰痛で緊急で、予約を取った女性。。
以前も通っていた人ですが、ストレスを抱え込むタイプ。。
「先生に、予約が取れた時点で、不思議と、痛みが減ってきたんです。」
不思議じゃないですよ!
ストレスの腰痛だから、当院の予約が取れた時点で、ホッとして、呼吸が深くなって、重心の位置が、下腹に降りて、肩の力が抜けたからですよ!
こういうストレスを発散しにくい人がいます。。
多くの場合。仕事が良くできる人で、しかも、仕事を断らないタイプの人です。。
これは、仕事を断らないのではなくて、断れないんです。。
人の評価に、受け身的になってますから。
人の期待に応えてあげたい。。または、断って、嫌な思いをさせたくない。。
または、断る事で、嫌われるのが怖い。。
そう言う精神状態があり、そのストレスが溜まっていくのです。。
もっと、自分が本当はどうしたいのか。。
これを常に、自分に問うてみましょう。。
そちらがメインになって生きていないと、つまり主体的に生きていないと、受け身的にいると、どうしても、詰まってしまうからです。
断る事も大事。。
断る事で、多少嫌われる事も、覚悟しないといけません。。
断らない、仕事ができる。そう言う人には、きつい仕事が集まってきてしまうんです。。