ちなみに、僕が最後に芸能人に会ったのは、15年前、東京上野で、歩いていたら、ドラマの撮影現場に出くわし、なんと深キョンがいました。。
顔が小さかった。
さあ、適応障害というと、適応できない病気だと思うだろうが、整体の現場でいつも観ている僕の経験でいうと、そうではなくて、適応し過ぎてフリーズしてしまった状態です。。
例えば、コロナ禍で、旦那が、家で仕事する様になってから、普段気にならない、旦那の癖や、物言いが気になって、許せなくなる。。
それで夫婦仲が悪くなる、コロナ離婚が話題になりました。。
これは、旦那が定年退職して、家にいつもいる様になったばあいも同じです。。
元々、気がつく人。。気が効く人。
と言われている人は、それだけ、いろんな事にアンテナを張り巡らせて生きている人です。。
一般的には、いい人だと認識されている人。。
でも、そういうタイプの人は、実は、常に相手の気持ちを気にしていると同時に、自分がどう思われているのか?気にしながら生きている人です。。
気がつきすぎるのです。
こういうタイプの人は、ある程度、人との付き合いを、制限していかないと、気を使う疲れで、身体が参ってしまう。。
それでも、いい人だと認識されて、気が効くし、仕事は完璧にやってくれるし。。で、仕事が増えてしまう。。
そして、いい人である事。。仕事を完璧にこなす事を、当たり前だと思われる。。
しかし、それは、必死にそうしているのであって、心の中では、鈍感であるがままに生きている人より、はるかにいろんな場面に適応しようとしているのです。。
だからくたびれてしまう。。
そうなってくると、下腹の力が抜けて、気が上気してしまい、胸が詰まり、肩が動かなくなる。。
受け身的な神経状態になり、常に、何かしていないといけない様な、追われる様な不安状態となります。。
何もしていない時間は。周りの人から、手を抜いてると思われているんじゃないか?
期待に応えてないんじゃないか?
今の、高評価が、なくなるんじゃないか?
と、心の中では大忙し。。
適応しすぎているのです。。
適応しすぎて、オーバーヒートして、ブレーカーが落ちてしまったのです。
停電です。。
停電時は、安全になるまで停電しておけばいいのです。。
いい子になろうとせず、一度、今までの創られた評価。。それを手放してしまえばいい。。
ある程度わがままでないと、楽に生きていけません。。
例えば、吉永小百合さんみたいに、誰も悪口を言わない、いい人。。
あーいう人ほど、いい人を、演じないといけない部分でヘトヘトだと思うのです。。
あんな完璧さは、逆に不自然です。。
70代であんなに綺麗。。と言われれば、シワシワになる事も許されない。。
現場で、無礼な人に怒鳴り散らすこともできない。。
それはしんどいでしょ?
軸をしっかり持ってさえいれば、自分の中で筋を通している部分があれば、ある程度のわがままは、お互い様として、出し合っていった方がいい。。
そうやって、邪気を排泄しているのですから、邪気を排泄しないと、澄気も入る場所がない。。
だから詰まってしまうんです。。
いい子になって、自分の中に溜めてしまうからです。。