しかし、プーチンを責め立てるだけでは、こーいう人は地球からいなくはならないのです。
何故なら、テレビを見ながら、プーチンに腹を立ててる、私達1人1人の、心のなかにも、必要以上に覇権を拡げて、自分の権力の及ぶ範囲を拡げて、自分の力を見せつけよう。。とする欲望はあるんです。。
他人事ではないのです。
例えば、私達は、戦国時代の武将を英雄視して、武田信玄だの織田信長だの、人を殺してまで、国取り合戦、。覇権を拡げて、天下を取ろうとした武将をカッコいい。。と、思っています。。
大河ドラマはいつも戦国時代が題材です。。
戦国時代じゃないと、視聴率が取れない。。
明治維新では取れないのです。。
戦国時代の武将を題材にすると、視聴率が取れる。。それは、私達の心の中に、そう言う欲望があるからです。
事業で成功する事も要は、覇権争いです。。
何故、事業家の目標は、いつも全国展開なのでしょうか?
店を1000店舗なのでしょうか?
その分、どこかが潰れて、生活を失う家族がいる事は考えない。。
競争に負けるのが悪い。。
努力を怠ったからだ。。
努力とは、実は怖い言葉です。。
努力しない店は、会社は潰れても仕方がない。。努力しないのが悪い。。
と、全国展開という侵略を正当化しているのです。。
セブンイレブンは、愛知県に一つもありませんでした。。
それがドミナント方式と言って、ある地域に、一気に店を創って、既存のサークルKを、全滅させる。。
これをけしからんとは誰も言わないのです。。
でも僕には、セブンイレブンのやり方は、プーチンと変わらないじゃないか?
と、思うのです。。
ただ平和に暮らしたいだけのウクライナに、プーチンは勝手な大義名分を作り、自分の欲望を満たそうと侵略しているのです。。
こういう指導者、国が地球から無くならない理由。。
それは、アメリカが弱いからではないのです。。
私達1人1人が、戦国時代の武将に憧れ、カッコいいと思う心。。
これを、1人1人が反省し、武将の覇権の欲望の犠牲になって死んだ人がたくさんいたのです。
戦国時代のような戦争状態が嫌で、徳川家康が終わらしたわけです。。
プーチンの心は、私達の心を見せられているのです。
戦国時代の武将は格好なんて良くない。。
そんなに格好よくドラマを作るのはやめて、どれだけ一般の人が死んだんだ。。
そういう目で見る事ができる様になる日がこれば、その時、プーチンや習近平の様な指導者はいなくなるのです。
これが見えない心の法則です。