心が風邪をひいたなら

川村整体ブログ 

ムロツヨシさんの名言。。

ムロツヨシさん「僕は、ポジティブではありません。。ただ、他の人より少しだけ、受け入れるのが早いかもしれません。。受け入れて、ゼロにしてしてしまいます」

こう聞くと、人によっては、なにか逃げてるような、例えば、スマホでゲームをやっていて、うまくいかなくなると、すぐリセットボタンを押してしまうような、そんな風にも取れますね!

でもそうじゃないですよ。。

言い方をすこし変えてみましょう。。

 

受け入れて、無にする、空にする。。

僕の生き方は、28歳で、最初の師匠にこの生き方を教えて貰ってからずっとこれです。。

 

「受け入れて空にする。。」

これは、最高のポジティブなんです。。

 

壁にぶつかると、その壁を壊そうとするのがポジティブだと思われていますが、本当は違います。。

 

例えば、幅4メートルの暗い地下道トンネルを、通過するとしましょう。。

暗くて道は見えない訳ですから、とにかく前に進む事。。

進んでいて、少しでも、曲がって歩いていれば、右の壁にぶつかり、あっ、曲がってた。。

また真っ直ぐ歩いてみる。。今度は左の壁にぶつかった。。

あっ、またぶつかった。。

これが人生、運命です。。

 

これを繰り返しているうちに、目では見えない道が、見えて来ますよね!

 

それで道が目に見えずとも、真っ直ぐ歩けるようになります。。

 

これは、欲望、執着で生きると、壁にぶつかるよ。。

ぶつかったなら、どんな欲望、執着で生きたからぶつかったのか、自分の心を調べてみよう。。

気づいたら、それを認めて、受け入れて、手放したらいい。。

そしたら、その欲望は、自分から離れて、離れた分だけ、無心、空になるよ!

 

壁にぶつかったら、その壁に抵抗しない事。

仮に努力や頑張りで、その壁を壊せたとしても、その先にあるのは、一時的な優越感、達成感。。努力は裏切らない。。という勘違い。。しか生まれない。。

それは、戦国時代の領土を増やそうとする欲望と同じです。横取りです。

その誤った優越感が、間違えた自信、驕りを生む。。

事業で成功した、ベンツやBMWに乗るおじさんは、だいたい交通マナーが悪い事を見れば、よくわかるでしょう? 

あれは横取り合戦に成功した驕りです。

 

そして、それは、自分が、自分の中にこびりつく、欲望、執着に気づくチャンスを台無しにしたことになります。。

 

壁にぶつかったら、反省して、真ん中に戻る。

自転車で転んだら、🚴‍♂️自転車を必ず起こすのと同じです。

転んだまま漕ぎ続ける人はいない。。

それを繰り返す事で、自分の無心、空が見えてくる。。

転ばない重心感覚がわかってくる。。

 

仏教でいう空即是色。。

空から無限に♾与えられる波に乗って生きるのが、一番快適であり、魂が拡がるのです。。

拡がった魂の大きさに、波長の合う、経験、体験、地位が、向こうからやって来ます。

矢を保て。。という言葉。。

師匠から頂いたありがたい言葉です。。

 

矢は放ってはならない。。

矢を磨いて保っておれば、的の方から当たってくる。。

 

それが見えない空の世界の真理です。。

だから、壁にぶつかったら、ムロツヨシさんの様に、受け入れて空にする。。

 

ゼロにすると、最初からになってしまうが、空にすると、間違えた場所からのリスタートとなるのです。。一番効率良く成長できるのです。

 

間違えたまま、壁を壊して生き続ければ、いつか完全な迷子となってしまう。。

それが燃え尽き症候群だったり、鬱だったりするんです。。

能力の高い人程、これをやってしまうんです。

 

壁は、私達のガードレールなのです。。

それ以上外れるな!

というサインです。。守り神です。

 

そんな狭い世界で生きるのか?

違うんです。。

ガードレールから外れない生き方ができるようになっただけ、空を飛べるのです。。横でなく上が空くのです。

自転車の重心感覚がいい人程、いろんな曲芸ができる様にです。。

空は無限です。。だから空なのです。

空を飛べるとは、次元を脱皮するという事です。。

急がば回れです。。

力ずくで壁を壊す努力、頑張よりも、受け入れて空にする次元アップで、縦の壁を乗り越えていく事です。

気球が空に上がれば視界が、世界が拡がるのと同じです。。

力ずくで横の壁をぶち壊さない事。。

そこはお隣さんのリビングですよ!

 

壁に抵抗して、横の壁、それを打ち破っても、その幸福は一時的な物です。。

だからまた、目標を持とうとし、目標が持てなくなると鬱になるのです。。

壁に抵抗する生き方。それは目標依存症です。横取り依存症なのです。

キリのない上昇思考。。

これは、実は依存症なのです。

褒められたものじゃない。。

そして必ず、いつか目標を失い、自分を見失うのです。

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