心が風邪をひいたなら

川村整体ブログ 

その薬は必要❓ラスト。ステロイド

西洋医学の世界では、抗生物質と、ステロイドは、魔法の薬と呼ばれているのだそうです。

何が魔法か?というと、辛い症状で来店したアトピー性皮膚炎患者、膠原病患者に、ステロイドを処方すると、あっという間に、辛い症状が消えるからです。

病院に行く時とは、どうにも辛い症状が治らない時です。。

そういう時、医者に期待する事は、辛い症状を緩和する薬を処方してもらう事です。

だから、医者はステロイドと抗生物質を連発する訳です。

結果を出し易いですから。。

西洋医学は、治せない医学な訳ですから、症状を緩和する薬を出す他に、患者を満足させる方法がない。

薬も手術も、治してるのではないでしょう?

 

それが慢性化して、患者もステロイドを使うと、症状が楽になるから。。と需給バランスが取れてしまっています。

 

ステロイドの効用は次の通りです。

①炎症を鎮める効果

②免疫を抑制する効果

③アレルギー症状を抑える効果。。

 

整体的に言えば。

①炎症は、細胞の入れ替作業。。気の流れが悪く劣化した細胞を破壊して、排泄して、気の流れを良くして、新しい細胞に入れ替える作業。。つまりリフォーム工事の最中です。。

僕の様に、気が見える? 感じられる人には事実として分かるんです。

炎症が起きてる所は邪気を排泄している場所、必要な過程だと。。

 

②免疫が働いて、身体を良くしようとしている反応が、炎症、いたみ、発熱です。。

その症状が出てるから治っていくのです。その症状を出過ぎない様にバランスを取っているのが副腎です、副腎でステロイドが作られていて、免疫の暴走を抑制しています。。

ですから、強すぎる免疫反応。。急性期、例えばコロナ肺炎など。。ステロイドを処方して、症状を緩和するのはアリです。しかし、アトピー性皮膚炎の様に、症状を封じ込める様に塗り続けるのは、症状をゼロ化しようとするものです。。それは自然の摂理に適っていない。。

症状は必要なのです。

皮膚の弱いのを治そうとして、炎症を起こしてリフォームしているのです。

 

それをステロイドで炎症をゼロ化してしまえば、永遠に皮膚は強くならないばかりか、実際は弱っていくのです。外から塗られた人工のステロイドは、酸化して、その酸化を治そうと、また炎症が起きる。体内に浸透した人工ステロイドは、血液、リンパを通して別の場所に移動して、その場所に炎症を起こして、人工ステロイドを外に排泄しようとする。。

難治性アトピー性皮膚炎と呼ばれる症状は、まさに人工ステロイドを塗った事による、副作用なんです。

多くのアトピー性皮膚炎患者は、アトピー性皮膚炎に苦しんでいるのではなくて、人工ステロイドの副作用という炎症に苦しんでいるのです。

 

難治性アトピー性皮膚炎を治すには、ステロイドをやめて、人工ステロイドを、体内から全部排泄しないといけないんです。

そこで、酷い炎症が起きます。。炎症は、邪気排泄プロセス。。そこを耐え抜くしかないんです。

当院でも、アトピー性皮膚炎の人にはこのことを説明して、辛い離脱症状に耐えてもらう事を一緒にやっていきます。

 

その過程で、抗がん剤で髪の毛が抜ける様に、髪の毛に人工ステロイドを入れて脱毛する。。という反応が出ます。

これも、身体が毒をなんとか外に捨てようとするものです。

 

③アレルギー症状も、身体の中の恒常性バランスがわるく、気が上気していて、下腹に力が集まらないから、汗やおしっこ、便、下血から、毒を排泄できない、排泄力の弱い身体で、なんとか、身体に入ってくる毒物を、早い段階で吐き出そうとする反応。または、身体免疫反応を過敏にして、体内の毒素を、皮膚や肺ぜんそく、鼻炎など、上気した身体の上部からで排泄しようとする反応で、仕方なくやってる正しい免疫の仕事です。

それを症状が辛いからと、ステロイドで症状ゼロ化する。。という事は、毒を出す方法を完全に無くす事です。

 

ステロイドは、症状。。言い換えれば免疫反応を完全に封じ込める手法です。

確かに楽になるでしょう。

しかし封じ込められた毒は、どうしても出たくて、ステロイドに耐性を持ち効かなくさせます。

でも、病院は、更に強いステロイドに変えていくだけです。

そしてステロイドをやめると、壊れたバルブのように、一気に毒が噴き出してくる。。

 

この離脱症状が凄くて、アトピー性皮膚炎の患者さんの中では、良心的な皮膚科の指導に従い、ステロイドをやめたら、とんでもない炎症が起きて、ステロイドを塗っていた時より酷くなった。どうしてくれるんだ。。と、裁判を起こす人もいるのです。

 

脱ステ皮膚科で有名な藤沢先生は、訴えられて、裁判でもまけましたが、今でも脱ステ医を続けています。。信念があるんです。

 

皮膚科のホームページを見ると、多くの皮膚科がこう書いています。

「ステロイドは怖いもの。。と、気にする人がいますが、ステロイドは正しく使えば安全な薬です」

と、。。この言葉に騙されてはいけません。

安全とはどういう事でしょうか?

正しく使えば安全という言い方は、正しく使わないと、危険だと言っているのと同じです。

 

これは逃げ道にもなっているのです、

「あなたが言われた通り使わなかったからですよ。。あなたがちゃんと通わないからですよ!」こう言われた。。というお客さんがいました。

正しく使えば安全。。正しく使えば完治します、。とは言わないのです。

 

アトピー性皮膚炎は治らないから、一生ステロイドと付き合っていくしかないですよ!

と、言っているのと同じです。

また、お母さんに中には、ステロイドを塗るとあっという間に皮膚が綺麗になる事に、ステロイドは、正しい薬だと思い込んでいる人もいるんです。

 

当院に通うお母さんが、アトピー性皮膚炎の子をもつお母さんに、ステロイドはダメらしいよ!と、言ったら怒り出した。。と言っていました。

ステロイド信者はいます。

これも西洋医学の罪だと思うんです。

 

人間の身体には、副腎という副腎皮質ホルモンを、必要な時に必要なだけ出して、免疫反応を調整する働きがあるのです。

その働きを無視して、症状ゼロ化に為に、処方され続けられれば、副腎不全となり、更に体内免疫バランスは崩れるのです。

大切な事は、副腎に仕事をさせる事です。

副腎はストレス過剰で動きが悪くなります。

我慢し過ぎず、息抜き時間を作る。。

適度なストレスは副腎を活性化させます。。

しかし、慢性的な我慢は、副腎を疲労させて、免疫調整がうまくできなくなる。。

そんなとき、免疫が暴走する、自己免疫疾患、、膠原病みたいな状態が起きます。

 

でも、そんな時でも、人工ステロイドで、過剰な免疫を封じ込めると、完全に副腎は活性化しません。

こうなると、一生薬漬けです。

ステロイドは、慢性症状に使ってはいけない。。

急性期に使うものです。。

それを現代医学は、慢性症状にも使ってしまっているのです。。

 

その理由の一つには、症状は病気?と、思っている親も多いということです。

だから医者も、ステロイド、抗生物質を出すと症状が消えて満足してもらえる。。

そっちのが楽ですもんね!

一人にかける時間も短くできますしね!