心が風邪をひいたなら

川村整体ブログ 

その薬は必要❓③解熱鎮痛剤

当院では、施術後、身体の免疫力が強くなり、風邪の様な症状が出る場合がある事を、伝えて帰します。。

整体でよく言われる好転反応です。。

身体は元気になると、まず、今までの緊張を解いて緩みます。。

緩むと、今まで緊張で排泄できなかった毒素を、体内で排泄して、外に出す準備をします。。

この時期だるく感じます。

準備が整うと、排泄反応が強く出て、熱が上がり、汗をかき、下痢が出て、古い細胞を壊し、細胞の入れ替え。。これが子供の知恵熱です。。ウイルス🦠なども殺して環境を整えます。。

これは熱が出る事でしかできな仕事です。

元気のないからだは、熱を出すことができないのです。

熱を出すことも、整体では排泄反応の一部。。と考えます。

熱が出るから排泄できるんです。

冷え性の人が便秘で汗が出ないのと同じです。

 

整体で元気を呼び起こしてもらい、やっと熱という排泄反応を出せる身体になった。。そこで一気に風邪をひくんです。

熱はウイルスに感染した副作用で、出てる?と勘違いしてる人がいます。

、ウイルス🦠またはワクチンという異物に対する防御反応として免疫が熱を上げるのです。

熱を上げてるのは治癒力です。

その熱を解熱鎮痛剤で下げる。。可笑しいでしょ?

明らかに可笑しい。。

 

医学的には、風邪をひいて熱を出した時、プロスタグランジンという物質が出て、血管を開き、血を患部にたくさん流す。。知覚神経を過敏にして痛みを出して、行動制限をかける。。

そして、熱を上げて、白血球の量を増やす。。

増えた白血球は、開いた血管の、強い流れに乗って、患部に行く訳です。

これは、風邪をひいた時の辛い症状です。

でも、これは、身体を治そうと、免疫が働いています。。という合図です。

それを、病院に行くと、その辛い症状を、強制停止させるような、解熱鎮痛剤を出す。。

患者さんは、それを飲んで、血流を下げ、痛みが減り、熱が下がったあ。。と喜ぶ。。

治ったのだと勘違いする。。

 

免疫学では、免疫は、体温一度につき、5倍から6倍上がるそうです。

逆に、一度下がると、30%免疫が落ちる。。

癌になる人は、体温が低いと言いますよね。。

 

赤ちゃんは体温が高いから、免疫がよく働いて、症状が出るんです。それが細胞の入れ替えとなり、知恵熱の様に、風邪をひく度、しっかりしてくる。。

 

いつから熱は解熱鎮痛剤で下げるのが当たり前になったんでしょう?

少なくとも、僕の子供の頃、僕の家族には、風邪で上がった熱を、薬で下げる発想はありませんでした。

両親とも、風邪で熱が出た時は、もっと熱が上がる様に、セーターを厚着で着せられ、とにかく、大汗をかけ💦、ゲロを吐け、下痢を出せ。。と、言われてました。

排泄しろ。。排泄すれば治ると、まあ昔の人の知恵ですよね。

 

ここでウサギ🐰の実験データです。

 

七羽の兎のグループが二つ。。

両方のグループの兎全てに、細菌を感染させる。。

片方のグループには、解熱鎮痛剤を打つ。。もう片方のグループには、何も打たない。

 

さあ結果は。。

 

解熱鎮痛剤を打った兎にグループは、熱は下がったが、5羽が死亡。。

打ってないグループは、熱は上がったが、一羽も死亡しない。。

 

かなり前ですが、O 157だったか。。高熱が出る症状で、解熱鎮痛剤打った患者の死亡率が、打ってないで過ごした人の死亡率の方が高かった。。という新聞記事を見た事があります。

基本熱は下げてはいけないのです。

 

コロナで肺炎で息も吸えない。。という状況では、ステロイドで炎症を止めて、解熱鎮痛剤で熱を下げるという方法もありなのだと思いますが、そういう死ぬか生きるか。。という緊急事態以外で熱は下げてはいけないのです。