私の子供の頃。。病院に通っている子は多かったが、だいたい耳鼻科だった。。
中耳炎、外耳炎、鼻たらし、副鼻腔炎など。。
今の様な、アレルギー症状ではなく、外で遊び過ぎ病とも言える。。症状でありました。。
最近子供のお客さんが多いが、アレルギー症状が殆ど。。
これは、やはり過保護病とも言えると思うのです。。
子供は風の子。。という言葉は死語になってしまいました。。
子供は、外で遊んで、いろんなものに触ったり、口に入れて舐めたりしながら、細菌に対する免疫力を養っているのです。。
微生物との付き合い方を身につけていくのです。
それを否定して、無菌室に閉じ込めておけば、免疫力が強くなる事はないのです。。
弱い免疫力しかない身体は、緊急時に、即対応できない為、常に過敏状態にして、準備しているのです。。
さて、そうは言っても、湿疹が出て、頭からいつも大汗かいている子供を見れば不安でしょう
昔の親の様に、唾つけとけ。。みたいな大雑把な親は今はいません。
しかし、あの大雑把な感じが、家庭の風通りをよくする。。
居心地の良いリラックス感を作るのです。。
あまり心配しすぎる態度は、子供にとっては、窮屈でもあるのです。。
子供は、親の笑顔を見て安心するのですから。。
子供のストレスをとってあげようとしてやってるのか?
自分の心配ストレスを取りたくてやっているのか?
子供はそれを感じ取るのです。。
完璧主義な親ほど、子供を完璧にしようとしてしまいます。。
それは、子供が、今の自分ではいけない。。という自己否定感を持ってしまいます。。
ありのままのの自分を愛して欲しい。。
子供から、訴えてこないことを、親が過剰に反応して、眉間にシワ寄せていると、子供はそれで、不安神経症になってしまいます。。
親の心は、子供に移ります。。
親が、リラックスしたおおらかな気持ちでいれば、子供もそうなります。
子供は症状を出しながら大きく、強くなるのだ。。という大きな視点の中で、多少の事は、待って様子を見る態度も必要です。
あまりにおかしい時には、当院に来てください。
犬でも犬小屋が一番リラックスできるから、そこに戻るのです。。
家の中では、一番リラックスできる空間にしてあげてください。。