当院のお客さんが、自分の子供が青っ洟を垂らすのは何故か?という事。。
僕の子供の頃には、クラスに必ず青っ洟を垂らす子がいましたが、別に普通な光景でしたので。。気にしたり、差別することもありませんでした。。
免疫機構で働く白血球には、大きく2種類あります。
①交感神経優位で働く顆粒球。。
②副交感神経優位で働くリンパ球です。。
僕達の子供の頃は、ウイルス対策というのはあまりなく、ウイルス🦠より小さな細菌や、寄生から体を守る事が、免疫の重な仕事でした。
そして外で遊ぶ事で、怪我をして、細菌を貰う事に対抗して働く、交感神経で働く顆粒球。。
顆粒球は、細菌を、丸呑みして活性酸素で破壊攻撃する。。つまり化膿させる仕組みです。
その細菌の残骸が、膿となり、鼻で粘りながら、垂れてくるのです。
それでいいのです。
ただ見た目良くないですよね。。
小学生の頃、青っ洟垂らしている子で、中学でも垂らしている子が見た事ありません。
小学生ぐらいまでは、外で遊んで怪我して、そこから細菌が侵入する可能性は高い為、細菌退治のプロ。。顆粒球が、細菌を退治する為に化膿させる。。
その残骸が、青っ洟だという事です。
しかし、大人になるにつれ、転んで怪我する事もなくなる頃。。
身体は、免疫のシステムを、リンパ球に変えていきます。
リンパ球はご存じ、細菌より大きいウイルス対策のプロです。
顆粒球の様に、雑の飲み込んで殺して膿という残骸を残す。。
というやり方ではなく、侵入した抗原を覚え、抗体を作り、2回目に侵入した時は、すぐ抗体がやっつけます。
このシステムが正常に働いていれば、元気なんですが、現代は、外で遊んで怪我する。
そういう事も減り、いつも家の中でゲーム🕹。。なんて毎日ですと、顆粒球の出番なく、全てにおいてリンパ球で対応しようとして、過敏に反応してしまう様になった。
それが現代のアレルギー症状です。。
きっと、そういう理由で、現代、顆粒球優位で働く免疫の残骸としての膿。。青っ洟を垂らす子がいなくなった。。という事です。
そのかわりに、アレルギー症状がひどいのです。
そんな現代において、青っ洟を垂らしている。。という事は、自律神経が、交感神経優位でフリーズしている可能性があります。
つまり、リラックスしているようでできていない。。
いつも緊張状態でいる可能性があります。
そんな場合は、1日のリズムをつけてあげる事です。
昼間は体を動かし、夕方以降はのんびりさせる。。
メリハリです。
また、整体では化膿活点という化膿の急所があります。。
そこを、よく揉んでやったり、温めてやるといいです。。
膿がたまらなくなります。