よもぎ蒸しをしたら、体調が悪くなった。との事。。
これは何故だろう。。
まず、この方は、汗をかくのが苦手な身体であるのです。。
汗をかくのが苦手な身体は、梅雨時期の様な、湿気の多い季節が苦手です。。
汗が蒸発しない為、汗が皮膚上に滞留し、それが保湿効果を生み、熱が腎臓に篭り、腎臓に熱が篭れば、上気。。のぼせてしまうのです。。
よもぎ蒸しとは、韓国で生まれた健康法です。。
皆さんに知っておいて欲しいのは、中国や韓国とは近いですが、大陸と島国では、歴史も生活習慣も、身体も違うのです。。
韓国の人の身体と、日本人の身体は全然違います。。
野球の試合を見ていて、凄く重いました、。
日本人と、韓国人の身体は違います。。
韓国にテコンドーという格闘技がありますが、空手経験者の僕が、テコンドーをやると、とても違和感がある。。
日本人の身体。。身体の使い方に合わないのです。。
太極拳もそうです。。違和感があります。。
違う国で生まれた健康法は、日本人に適さない。。これが基本です。。
日本は、海に囲まれ、湿気が強い訳です。。
湿気が強いという事は、汗が蒸発しにくい。。という事ですね。。
つまり、熱が発散しにくいのです。。
だから、汗をかく時に、保湿された部屋の中では、汗をかいても、皮膚上を流れるだけで、蒸発しない。。熱が逃げない。。
これが調子が悪くなる理由です。。
沖縄に行くと調子がいいという人がいますね。。
アトピーの人が、沖縄に行くと、調子がいいと言います。。
目に水がたまる人が、沖縄に行ったら、治った。。
という人がいました。。
日本人は、汗をかき、それを蒸発させる環境が、あっているのです。。
だから、皮膚病に保湿しなければ治る。。肌荒れに保湿しなければ治る。。というのです。
保湿する事が、1番の害なのです。
今回よもぎ蒸しは、まず、ボクサーの様に、汗をかきながら、被り物をして、保湿してしまった事により、腎臓に熱がこもってしまった、。その熱が、頭に上ってしまった。。
それは、熱いから汗で熱を逃そうとするものを、保湿して封じ込めるわけですから、身体は、さらに熱を出そうと、水を出し続ける。。これが、脱水症状を起こすのです。。
つまり、脱水症状です。。
そういう事ではないでしょうか？
日本人は、サウナや、よもぎ蒸しの様に、保湿しながら汗をかくのは合わないのです。。
乾燥した場所で、蒸発する場所で、汗をかくのが正解です。。
一遍上人も、言っていますね。。
過ぎたるは及ばざるが如し。。
健康法にはまる人の特徴は、やればやるだけ、食べれば食べるだけ、飲めば飲むだけ良いと、思っている事です。。
そうではありません、。
やり過ぎは、足りない事と同じです。。
むしろ、本当の元気とは、できるだけ、身体に、余計な事をしない事なのです。。
身体を信じていないから、余計な事をせずにいられないのです。
薬を飲まずにいられない。。サプリを飲まずにいられない。。不安だからです。
本当の元気とは、身体を信じる事。。
信じられれば、身体に任し、身体の声に従うのみです。。
余計な事はしません。。
身体の要求しない事を、しない事ですね、。
