心が風邪をひいたなら

川村整体ブログ 

痛みとはなんだろう。。

医学的には、解剖学的には、痛みとは神経が拾うもの。。

主に、筋肉の過緊張した場所を、神経が拾い、痛みとなる。。。

 

たしかにそのパターンもあるんですが、僕が、長年、整体を営み、痛み取ってきた歴史の中で言えば、もっと、体は、微細な異常を感知し、痛みとして知らせてくる。。

 

東洋医学では、痛みとは、不通の場所。。

つまり、気が通らない所に、痛みが出るのだ。。という考え方です。。

 

そこに神経があろうが、無かろうが、気が詰まり、通りにくい場所には、痛みを起こし、炎症を起こして通りやすくしようとするのです。。

 

僕の感覚もこれが一番近いですし、僕の施術もそうですね。

 

気の流れが詰まって流れにくい場所。。主に関節がある。。

 

通りにくい場所があれば、通り過ぎる場所もある。。

 

それらが均等に、チョコタワーに様に、切れ目なく、全体に綺麗に流れるようになるに、へそに中心が集まる身体に戻すこと。。

そうそれば、全体満遍なく流れ出します。。

そうすると、筋肉も揉んだりしなくても、痛みは消えるのです。。

 

痛みとは、関節の位置異常。。内臓の位置異常。。脳の位置異常を知らせるサインであって、

流れのいい位置にバランスよく戻してやれば、全身の関節、臓器、脳までもが、元の、流れやすい位置に戻っていく。。

そうすれば、あとは、勝手に、川は綺麗になっていくのです。。

 

f:id:kawamuraseitai:20201202125757p:plain

ただ、これは、身体を真っ直ぐにすればいいという単純な話では無いのです。。

チョコタワーだって、入れ物の形も一つ一つ違うし、全てを水平器で、水平にすれば、このように流れるか?と言えば流れない。。

 

どこに重心を持って来れば、このように 流れるか?

その感覚が必要ですね。。

中国雑技団のようなものです。

 

川の石を積み上げるのと同じ。。

 

だから、中心を持った人間にしかできないのです。。

 

全ての関節が、細かく振動しながら、揺れている状態。。

これが気の体。。整体です。。

皿回しの様に、良く揺れる背骨の上に、大きな頭、お皿を乗せているのです。。

 

見た目がまっすぐでも、気の体として歪んでいれば、痛みは出るのです。。

神経がない場所でもです。。

 

ここが不思議ですが、人体には、神経を通さないシステムもある。。という事。。

 

例えば、師匠の例で、腕を切断して腕がないのに、腕が痛いと、来店したお客さんがいたのです。。

腕の神経はもうすでにないのに。。です。。

 

これは、気の体としては、まだ腕がある認識だったんですね。。

 

胸椎の上部をの動きを良くしたら、腕が無い事を認知した身体は、腕のない分重心の位置を変え、全身に流れやすい重心の位置に変えたのです。。

 

それで、腕の痛みは消えました。。

 

脳梗塞で、腕が動かない人に、気を通して、腕を動かした例もある。。

脳梗塞で、神経やられたら、腕は動かない。。と思い込めばそうなるし、そうではない、気の体のシステムでなら動く。。という事を理解できれば、動く筈だ。。