長らく、高血圧の原因は、塩分の取り過ぎだと言われてきました。。
日本人が長らく大好きだった、味噌汁さえも敬遠する人も増えて、なんでも減塩。。
さあ、これだけ減塩ブームが起きて、高血圧の人は減ったのでしょうか?
この表をご覧ください。
少しも減っていないどころか、増えているのです。。
そして、その下の糖尿の人の数も、同じ様に増えているのです。。
この表から推測できる事は、高血圧は、塩分取り過ぎではなく、糖質の取り過ぎ。。
糖代謝システムで動いている、代謝機能の疲労で起こっているという事。。
糖代謝については、川村食事学②を、先にご覧ください。。
それに、塩と水さえあれば生きていけると言われていた昔の塩は、塩田で創られたマグネシウム塩であるのに対して、今の食卓塩は、工場で創られたナトリウム塩です。。
全くの別物。。
人間が、糖代謝でない、脂質代謝システムで動くには、マグネシウム塩分は必須です。。
だから、最近、マグネシウム塩、沖縄ぬちまーすを勧めています。。
ナトリウムには、交感神経を刺激して、興奮させる作用があるとされます。
そして、糖代謝が動いてしまっている人も、緊張状態で、交感神経優位で、身体が冷えている人です。。
そこで、糖分を大量に欲しがる様になり、運動もしない現代人は、インスリン出まくりで、脂肪に貯蔵しまくり、その状態も、やはり交感神経優位の状態。。
だから、喉が渇くのです。
要は、高血圧は、交感神経優位で、膠着した状態だと言えそうです。。
塩分の問題というよりは、糖分摂取の多過ぎの、運動不足で、インスリン出まくり状態。。
これが、結果として血が流れにくくなり、汗がかきにくくなり、腎臓に負担が増える。。
塩分控えめ信仰は、どうも間違いの様です。。
むしろ、昔ながらのマグネシウム塩は、腎臓機能を高め、汗を💦たくさんかけるようになるのです。
お風呂に入れると、汗が噴き出す。。エプソムソルト。。という入浴剤も、マグネシウムが入っています。
汗をかけないから、汗から不要になった塩分も排泄できないのです。
高血圧も、高血糖も、コレステロールも、全て、糖代謝システムが動いてしまっていて、糖分を取りすぎる現代人の特徴です。。
へそを中心に、全身に呼吸が入る。。高酸素体。。整体にする事。。
そして、それに伴い、糖代謝から、脂質代謝に、エンジンを切り替えて行く事。。
全てはそこに尽きます。。
本来の姿の戻るだけなんです。。
それが元の気。。元気です。