心が風邪をひいたなら

川村整体ブログ 

何故歳を取ると、歯が抜けていくのか

故、安保徹教授の動画を眺めていたら、何故歳を取ると、髪の毛や歯が抜けていくのか?、とても明快に説明していたので、取り上げておきたい。。

 

最近僕が、人間の代謝システムには2種類あって、酸素、脂質をメインとするケトン体代謝と、酸素を必要としないブドウ糖代謝があり、ハイブリッドなのは、脂質ケトン体代謝であり、サブエンジンで効率が悪いのが、糖代謝だと、言ってきました。

人間の身体も、脂質けケトン体代謝で動く部位と、糖代謝で動く部位が違う。。

 

ハイブリッド脂質ケトン体代謝で動くのは、呼吸筋、それに連動するバランス筋肉、赤筋と言われる持久力筋肉。そして心筋など永遠に動く筋肉。。脳の神経ニュウーロンです。。

 

代謝で動くのは、白筋と言われる大きい、力や瞬発力を発揮する筋肉。。

 

若い頃というのは、糖代謝で動く筋肉、大脳が優位で生きてる為、たくさん食べるし、ご飯など、炭水化物が大好き。。大きな力、瞬発力はあるが、乳酸が出るシステムで疲れやすく、飽きやすい。。持久力がない原因です。

 

しかし、年齢が上がるに連れ、糖質代謝で動く筋肉は退化していく。。

それに反比例する様に、脂質ケトン体代謝で動く、バランス筋肉、呼吸筋、心筋、バランス筋肉などの、細かく動き、持久力のある筋肉、ケトン体で動く、脳細胞ニュウーロンに働きで生きていく身体になっていく。。

 

歳を取ると、筋肉が細くなり、食が細くなるのは、大食い糖質代謝から、少食脂質ケトン体代謝に移行していくからで、。正常な事です。。

 

筋肉が細くなっても、脂質ケトン体代謝で動く、呼吸筋、心筋、ニュウーロン、赤筋が、正常に動いていれば、省エネ体質でいいのです。。

老人の職人が腕がいいのも、ハイブリッド体質だからです。

少食、粗食で生きていけるシステムに、歳を取ると移行していくのですから。。

 

若さに執着し、ご飯大食いの、筋トレは、そのハイブリッド脂質ケトン体代謝への移行を邪魔するものであり、返って、体を痛め、老化させていくのです。。

そういう人が、糖質過多で起こる、糖尿、癌、心筋梗塞、ボケになってしまうのです。

 

若さに執着し、大食い、筋トレを続けて、脂質ケトン体代謝にうまく移行できなかった老人は、脂質代謝で作られる、髪の毛や歯を維持する事ができなくなり、低酸素、低体温でも、回せる効率の悪い、糖質代謝だけで生きるしかない必要性から、それらハイブリッドに作られた部位を放棄していく。。

 

そうしないと、生命を維持できない。。という事です。。

老人になっても、歯を維持している人は、若さに執着せず、少食に変え、運動も過酷な運動でなく、ゆったりと持久力、バランス力が必要な、太極拳の様な運動、ウーキング、庭仕事に変えて行けた人です。。

 

だから、僕はいつも言います。。

鍛えすぎない、ストレッチしすぎない。炭水化物、糖質を減らして、そのぶん、肉や、良質な脂質を取る食事に移行していき、脂質ケトン体代謝で生きる身体に変えていく事。。

 

それが、歳をとっても、歩けて、ボケない、欲張らない生き方。。それはいい加減の、適当な生き方。。それが正しいのです。

詳しい説明は、安保徹氏の動画を見てください。

https://youtu.be/2Mk710D1eNg