心が風邪をひいたなら

川村整体ブログ 

守られていない感覚、過敏タイプ

世の中には、遅鈍タイプと過敏タイプがいる。。

何回も説明してきました。

 

過敏タイプの人は、なぜ過呼吸になりやすいのか?

それは、不安な心理になりやすいからです。

 

では、何故不安な心理になりやすいのか。

 

そこがわかっていれば、対処の仕方も分かります。

 

過敏タイプとは生まれながらに、物事に執着できない身体。。

頑張れない身体です。。

 

それは、よく言えば、欲望できない身体でもあるのです。。

大きな目標を持って、長期間頑張り続ける。。という事ができない。。

身体が受け付けないのです。。

 

中には、約束事も、非常に負担な人もいます。。

約束する事も、過敏タイプにとっては、執着になるんです。。

 

でも、それは、よく言えば、嘘がない。。構えがない自然体であるとも言えるのです。。

だから、過敏タイプは、動物や、脳に障害がある子に近い。。透明で、境界線が薄いので、すぐ一体感が感じられる。。

 

脳に障害のある子が、自然が好きだったり、動物と仲良くなれるのは、大自然とか、動物とか、自己意識のない存在。。透明な存在との境界線が薄いという事です。

自分の環境との境界線が薄いという事は、それだけ、相手の気持ちも感じてしまうということです。

 

あっ、今の私の発言で、怒ってしまったな。。とか、今、あの人は、悲しんでいるな。。

とか、いつも感じてしまう。。

これが、相手の気持ちを気にしすぎる。。自分がどう思われているか気になる。。

怖くなる、、不安になる。。ということなんです。。

 

悟り世代のと言われる現代の若者も同じです。。

過敏タイプであるが故に、即レスしてしまうのです。気を使うのです。。

 

そして、境界線が薄いという事は、生かされてる感覚さえ取り戻せば、とても楽な事。。

自他一体感を感じられるのですが、自分で生きている。。自分で生きていかなくては。。

という自他分離感の中で生きている。。つまり、目に見える肉体次元で生きてしまっていると、境界線が薄い事。。イコール、自分を環境から、他人から、守る防御壁が無い。。

という感覚に陥るんです。。

 

三匹の子豚でいえば、遅鈍タイプは、頑張りステイタスを、重ねていく事で、その鎧を、レンガの城壁の様に、自分を守る物として使っているのです。

 

でも、過敏タイプは、頑張り、ステイタスを身につけるのが苦手ですから、守る物が無い。裸で生きてる感覚。。吹けば飛ぶような、藁の城壁の中で生きてる感覚なんです。。

 

だから不安でしょうがない。。だから過呼吸になる。。それが酷くなると、パニック症になってきます。。

何度も言いますが、パニック症は病気じゃ無いんです。

この不安という興奮状態を解除しようとするプロセスです。。

腕が痺れたりするのもそうです。。

 

過敏タイプの人は、守られている。。しかも確実に守られている。。という感じが欲しいのです。。

当院では、過呼吸の人は、僕に受け入れられ、確実に守られている。。という感覚になるのです。。だから定着しやすい。。安心感があるのです。

勿論、僕も人間ですから、好き嫌いはあるので、全員というわけにはいかない。。

 

過敏タイプは、悟り世代と言われる様に、悟りに近いところにいるんですね。。

あとは、自分で生きてる。。ではなくて、大自然の法則に生かされて、守られている存在である。。という元からある仏性に、気づく事なんです。。

 

僕が、過敏タイプなのに、不安じゃないのは、生かされて、守られている事に気づいた。。

全身全霊で、感得できたからです。。

 

そうなるにはどうしたらいいのか。。少しづつ一緒に理解していきましょう。