人間には、大きく分けて、過敏タイプと、遅鈍タイプがいます。
バブル時代までは、遅鈍タイプが多かったですが、最近は、圧倒的に、過敏タイプが多く、当院に来るお客さんの殆どが、過敏タイプです。。
遅鈍タイプとは
遅鈍タイプとは、よく言えば、頑張り屋さんで、努力家。。いつも元気で、明るい、パワフル。前向き、常に、目標を持ち、仕事人間ですね。猛烈社員、社長です。
優秀で、出世するタイプ。。風邪もひかない事を自慢し、病気もしない。。俺は、私は、元気だ。。と、健康自慢をする人。。
しかし、これは実は大間違いで、遅鈍タイプの人は、身体の声を聞きにくいタイプ。。
身体の声を無視して、頑張り続ける事ができる。。
車に例えると、オーバーヒートするまで、自分は調子が良い。。と、思ってる人です。。
あんなに元気な人が、。と、癌や心臓病で、急死してしまうのも、多くはこちらのタイプです。。実は危ないタイプです。
突然、エンジンが焼き付いてしまうのです。
その前の予兆に気づけないんです。。サイドブレーキ引いたまま走ると、焦げた匂いがして、気付きますよね? それが気づけないタイプ。。それが遅鈍タイプです。。
当院には、全体の1割ぐらいの人です。。
そもそも、自分は元気で、痛みも無い人達ですから、整体には、とんでもばく悪くなって、痛みが出てからしか来ません。。。
馬力があり過ぎるため、その反動で、行動を制限されると、鬱になりやすいタイプです。。
コロナ禍で、鬱になりやすいのは、遅鈍タイプです。
では、過敏タイプとは。
当院の殆どの人が、過敏タイプです。
受け身的性格ですね。。アレルギー体質でもある。。
血圧低めですね、。手足が冷え性です。
いつも不安を抱え、怯えている人です。
何かに追われている心理状態。
当然、怯えている脳の状態は、過呼吸を生み出す。。猫背になり、呼吸浅く、胸が詰まり、ちょっとした緊張、不安ごとから頭が離れない。。
人間ドックで、再検査なんて言われると、夜も寝られない人です。
人間ドックの結果を、そのまま持ってきて、僕に見せる人もいます。
いつも心が不安定で、朝と夕方の気分が違うし、体調も朝と夕方の調子が違う。
遅鈍タイプと逆で、体内の変化が、すぐに症状として現れる為、自分は、とんでもなく、身体が悪い人。
だと思い込んで、いつも、自分は大病するんではないか?
と、怯えています。。
しかし、病院で精密検査をしても、異常なし。だと言われたのに、まだ不安。。
そういう人が多い。。
ここで過敏タイプの人に朗報です。
過敏タイプの人は、身体の変化がすぐに症状や、心の問題として出やすい。。
これは、毎日の生活としては、とても辛く、生きづらい。。
しかし、それだけ早く症状が出て、身体の変化を気づきやすい身体でもあるのです。。
なんだかおかしい。。と思えば、当院に来たり、病院で検査したりする訳で、早め。早めに対処していくのですし、大病するというのは、症状として、小出しに毒だしする機能が働きにくい身体が、年末大掃除の様に、一気に掃除しようとして出てくるのです。。
いつも、症状として小出しに、毒だしできている過敏タイプ。。
過呼吸。パニック障害タイプ。。は、大病しない。。という事です。。
そんなに心配しなくて良いのです。。
過敏でよかった。。俺なんかは、過敏タイプですが、過敏タイプは、大勢集団が苦しいとか、。地下鉄で、下痢になるとか、頑張るのが苦手で、社会で評価されずらい。。とか、ありますが、それは、それはそれで仕方がないと、受け入れてしまえば、過敏タイプならではの、楽しみ方、生き方があります。
僕なんかは、過敏タイプだから、今の仕事が向いているのだ。。と、過敏タイプで良かった。。と、いつも思っています。。
縁あって、当院を知った過敏タイプのお客さん。。
もう大丈夫ですから。
そんなに不安がらないで! 一緒に過敏を楽しみましょう。