バカボンのパパの漫画を書いた、赤塚不二夫さんは、漫画の中に、とても奥深いセリフが入っているのです。。
仏教を知っていて書いておるのか、それとも直感か?
直感だとしたら、赤塚不二夫さんは、とても深い世界に生きていた事でしょうね。
さあ。私達が、肉体次元の頭脳で考えた場合。。
思い通りに行っているから大丈夫。。。
または、思う通りになるから大丈夫。。
要は、自分の頭脳意識が妄想する、今ではない、遠い将来に、自分の思い通りの結果を出し、評価される。。それが達成感という、極上の喜びだと考えているのです。
では、逆に、思い通りの目標、目的という今では無い、将来の到達点を決めてしまったが故に、プロセスが、思い通り、その結果に向かっていない状態。。
または、向かっているが、これがこのまま、うまく行き続けるのであろうか?
という不安が産まれる。。
自分の思い通りを邪魔する人が嫌いになる。。争いが起きる。
妬み、嫉妬が起きる。
私達は、自分の思い通りが、大丈夫を保証することだと思い込んでいるのです。。
だから、自分の思い通りでなくなってくると、イライラしたちり、焦り、慌てるのです。。
なんとか思い通りの軌道に、努力、頑張りで戻そうとする。。
能力の高い人は、それができてしまう。。
しかし、それも上手くいかなくなると、居酒屋和民の様に、急に路線転換して違う目標に邁進する。。
目に見える世界はそれの繰り返し。。
目標という行き先を鞍替えできるうちはいいが、それも不可能になると、八方塞がりで鬱になってしまう。。
私達の心の苦しみとは、自分の思い通りになる事が幸福である。。
という妄想の副作用として産まれるものであり、それは自分の影であると言えます。。
人のせいでも、コロナのせいでもないのです。。
バカボンのパパが言ってる事は、「自分の思い通りにならないからこそ、大丈夫だと言えるのである。。本当の大丈夫とは🙆♀️、思い通りとか思い通りではないという次元を超越した世界に住んでいる状態を言う。。思い通りにならないが、逆に思ってもみなかった出来事が起こる。それがきっかけで、人生が変わってしまうことすらある。。だからこそ、私達は、間違いなく生かされているのである だから安心して生きていける。」
深いでしょう?
私達が、自分の思い通りにしようとする世界。。想いの世界は、氷山の一角でしかないのです。。
もし、私達人間の欲望が、強い人の欲望ほど実現してしまう。。という想いの法則が、生かされる世界の法則より、優位であるとしたならば、地球は、既に滅んでいると思うのです。。
アルマゲドンで終わってっいたでしょう。。
しかし、思い通りの想いの世界の法則より、生かされる法則が優位、優先されるからこそ、私達は、滅びる事なく生きてこれたし、これからも滅びる事はないのです。。
バカボンのパパは、それを言いたいのです。。
思い通りにならないからこそ、安心に生きていける。。
それでも、思い通りでないのは、欲望にとってであり、魂レベルでは、望んでる出来事が起きているのです。。
だからこそ、あなたもあなたで、それでいいんですよ。。本当は。。
それを知らないだけだよ!
と笑顔で言っているのです。