骨粗鬆症とカルシウムとマグネシウムのバランス。。
牛乳🥛だ気たくさん飲んでも、カルシウムが増えない理由。
骨粗鬆症と診断されると、こぞってカルシウムを取ろうとします。
しかし、それは間違いで、カルシウムは、腎臓の働きにより、ビタミンDを活性化し、ビタミンDの助けを借りて、骨の中に、カルシウムを吸収させます。。
ただ、骨は、カルシウムだけでできているのではありません。。
マグネシウムとのバランスで、骨内に留まる事ができる。。
つまり、カルシウムさえ取ればいいのだ。。と、牛乳ばかり飲んでも、マグネシウムが足りなければ、カルシウムの殆どは、体外に排泄されてしまうのです。
カルシウムはマグネシウムと同時に摂る必要があります。
これは、知られていないですが大事な事です。
マグネシウムは、天然海塩、ぬちまーすや、キパワーソルトにたくさん含まれています。
カルシウム不足は、マグネシウム不足でもあるということ。。
二つを同時に摂る事です
カルシウムとマグネシウムのバランスが大切
子どもの頃から「骨を強くしたいならカルシウムを摂りなさい」とか、「牛乳を飲まないと身長が伸びないよ」などと言われ続けてきた結果、骨の強化と言えばカルシウムであり、カルシウム=牛乳というイメージをお持ちの方が多いと思います
もちろん、骨の強化にはカルシウムが重要なのですが、こうした栄養素というのは、先ずは腸から吸収されて体内に入る事と、体内に吸収された栄養素が適切に代謝されることが大切です
仮に吸収を出来たとしても、体内に摂り入れた栄養素が適切に使われる為には、他の栄養素が必要だったりする為、何か1つの栄養素を単独で摂れば良い訳ではなく、バランスが重要です
そして、カルシウムに関して言うと、じつはマグネシウムとのバランスが重要になります
こうしたマグネシウムの必要性はあまり知られていませんが、マグネシウムは、骨を創る成分というだけでなく、骨芽細胞に働きかけて、骨の中に入るカルシウム量を調整している為、骨の強化にとても重要です
更に、カルシウムを過剰に摂ると、マグネシウムの摂取が妨げられてしまうといったことが起こりますので、カルシウムだけではなく、マグネシウムも含めて、バランスよく摂ることが重要です
牛乳の摂りすぎが骨の弱化に繋がる
骨を強くしようと、カルシウムを積極的に摂取している方。言い方を変えると、カルシウムを摂る為に「牛乳」を積極的に摂っている方は多いと思いますが、じつは牛乳を摂りすぎると、逆にカルシウムが不足する場合が多くあります
なぜかというと、マグネシウム不足によるものです。
カルシウムとマグネシウムは、2:1の比率での摂取が良いとされていますが、牛乳に含まれるカルシウムとマグネシウムの比率は約10:1、プロセスチーズは約30:1と、カルシウムがマグネシウムに比べて圧倒的に多いのが特徴です
その為、牛乳を積極的に摂る事で、血液中のカルシウム濃度が急激に高まってしまいます。すると、身体は正常値に近付けようとし、余分なカルシウムは早急に排泄され、その時にマグネシウムも道連れにされてしまいますので、更にマグネシウムが不足するという負のループに入りやすくなります
更には、牛乳を飲んだ後、お腹がゆるくなる経験をされた方は多いかと思いますが、これは「乳糖不耐症」といって、日本人の成人の多くは、牛乳を消化吸収する能力が高くありません
乳糖不耐症の方が牛乳を摂り過ぎた場合、カルシウムは十分に吸収されないどころか、ほとんどが便と一緒に排泄されてしまうだけでなく、マグネシウムなどの他のミネラルや栄養素も一緒に排泄してしまうんですね
その為、カルシウムを摂って、骨を強くするために牛乳を一生懸命飲んだとしても、カルシウムが上手く吸収されないということが多く見られます
野菜を活用してカルシウム不足を補う
それでは、どうしたら良いか?というと、以下がポイントです
もちろん嗜好品として、牛乳をたまに飲むのは良いですが、骨を強くしたいという考えから牛乳を飲まれているのでしたら、小松菜や春菊などのカルシウムが豊富な野菜を摂る事がおススメです。