心が風邪をひいたなら

川村整体ブログ 

首のコブ

だいぶ前に、小学生の女の子が、首にコブができてるんですけど。。

と、お母さんと、来店。。

一回だけの観察では原因が特定できなかったのですが、たまたま整体の本を読んでいたら、先人が、首のコブを、整体で治した話が載っていたので、ご報告します。。

引用

「仰向けに寝てもらうと、右足首が外側にガバッと開き、右の骨盤がかなり開いた状態でした。身体を観察すると、それを補う様に、左の腸骨から腰にかけてとても強い硬直。。

このように、骨盤に極端な左右差が出ているときは、上胸部で補うことが多いのですが、案の定、上胸部から首の左胸鎖乳突筋にかけて、強い硬直がありました。腸骨、骨盤を調整すると、首の腫れが一気に縮小しました。」

というもの。。

 

首にこりがあると、まずリンパ管に問題があるのではないか?と、僕らも医者も疑います。

しかし原因はそれだけじゃない。。

脂肪腫かもしれないし、感染かもしれない。。

脂肪腫であれば、大きくなっても痛くない。。

感染であれば赤くなるようです。

 

確かに、女の子が来た時、「これは、リンパではなく、首の胸鎖乳突筋か、斜角筋のコリではないか?」

と、言った覚えがあります。

鎖骨から首にかけて、アトピーのような湿疹が出ていましたが、これはアトピー検査で、アトピーではなく、肺が弱いのが原因で出てると言いました。。

何故アトピーじゃないと言えるか?というと、アトピーの人は、ウイルス、細菌の、気の検査で、必ず、淋菌、白癬菌、カンジタ菌が反応するが、この子はどれも反応しないからです。。

肺が弱いという事は、言い換えれば、腹式呼吸ができていなくて、横隔膜がうまく動いていないということ。。

すると、肩で息をするのです、。

その時、肩を上げたり下げたりして呼吸しようとするのが、首の胸鎖乳突筋と斜角筋です。。

 

だから、この首の筋肉の過労で首に、筋肉の硬直、コブができたと言えそうです。

 

だから、この女の子も、骨盤を調整して、腹式呼吸ができる体に戻し、首の筋肉で体を支えたり、呼吸したりする首の筋肉の負担を、取り除いてやれば、コブは消えるでしょう!

 

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