今、足首を骨折して、くっついたはずだが違和感がある。。
という小学生を見ています。。
足首というには、下の図の様に脛骨と腓骨、距骨という三つの骨のバランスがうまく取れているからこそ、よくうごくし、よく動く足関節は、細く締まっているし、よく締まっている足首の人は、土踏まずのアーチも大きい。。
逆に、足首の太い人は、昔は大根足と言いましたが、この三つのバランスが悪く、関節が開いて歪んでいるんです。
動きが悪く、扁平足になります。
膝の痛いおばあちゃんがくると、膝の悪い方の足首は必ず太く、歪んでいて、扁平足であり、もっと酷いと、外反母趾になっています。。
足首や手首が細く締まっているというのは大事です。。
皆さんは、朝ゴミを出す時、ゴミ袋にたくさんゴミを入れる為に、バランス良く入れていきますよね?
すると、口をキュッと閉めて持ちやすい。。
足首とは、あのゴミ袋の口と同じです。
身体のバランスがいい人は、足首が細く、土踏まずのアーチも良い。
今回、小学生が、骨折は治ったのに、違和感がある。。
というのは、骨はくっついているが、多分整形でギブスをされた時、バランス悪く固定されてしまい、その歪んだ形で、骨がくっついてしまったんです。
整形の弱点がここにあります。
レントゲンでくっついたかどうかしか、見ないですから。。
ギブスを外した後違和感がある。。という事が起きるのです。
亜脱臼してるだけなら、一回の施術で元に戻せますが、一回施術後、違和感が消えた。。
と、喜んで帰ってっいきましたが、何日か経ってっ、また少し違和感があると。
これはギブスの時点で歪んでいて、歪んで骨が再生されてくっついてしまった。。という事です。
変形です。。
ですから、この変形を元に戻さないと、違和感は消えないんです。
この様な、整形で骨折を治したり、膝や腰椎の手術の後の違和感を治したりする仕事がたくさんあります。
整形外科の人はプライドで認めたくないでしょうが、僕ら整体師が、整形外科の、だいたいな治療の後始末をしてるから、整形は成り立つのです。
お子さんが骨折したら、整形で骨折を治した後、必ず整体に行きましょう。。でないと、違和感がい違和感を産み、体が違和感を緩和しようと、歪んできてしまうんです。
そういう人をよく見ます。
図の距骨は土台です。。この骨が平行でないとダメです。
この骨が曲がってるだけで、めまいがする人もいます。
平衡感覚は耳である前に、距骨なんです。