僕は学生時代から過敏な人でした。。
鈍感な人は、周りの人が迷惑してようが、ブルドーザーの様に我が道を行ける、。羨ましくも思えたのです。。
しかし、当院に来店する多くの人が、鈍感タイプではなく、過敏タイプです。。
何故なら、僕に分かって貰えてるという安心感があるからです。
鈍感タイプが、人より秀でてやろうと、結果を出す事に邁進して、結果が出せるのなら、過程など多少汚い事をやってもいいんだ。。
と、結果主義の人が多いのに対して、過敏な人は、結果よりプロセスが大事で、周りの人に、自分がどう思われるか?どう思われているか?という事を気にし過ぎて、他人に嫌われない様に生きてしまう。。
他人の期待に応える様に生きてしまう。。
仕事も頼まれれば引き受けてしまう。。しかも完璧に仕事をこなす為、どんどん仕事量が増えてしまう。。結果、自分で自分の首を絞めて苦しんでしまうんです。
自分は、本当はこうしたいんだ。。と、言ってしまえば楽なのですが、それをいうと、相手は気分を害すのではないか? 私は嫌われるんではないか?と、いつも他人の評価に合わせて生きてしまうんです。
時には、過敏な人は、周りの人の心の動きを感じやすく、人の苦しみを自分の苦しみの様に感じて苦しくなる。
それで、自分の苦しさを解放したくて、相手の手助けをする。。
僕も若い頃からこれが多かった。。
①高二の時、水泳大会の🏊♂️背泳ぎの選手が決まらず、体育委員の子が、1人1人頭を下げてお願いするも、全部断られる姿を見て、自分が苦しくなり、背泳ぎなんて10メートルも泳げないのに、引き受けてしまった事件。。もちろんドベ。会場の拍手付きです。^ - ^
②会社の新入社員が、会社の風土に合わずやめたくてしかなたい。。辞表を出すも、人出不足を理由に受理されず。。アルバイトの僕が、既に退社届けを受理されていたのを、撤回して、その子をやめさせてあげた事件。
③運送のアルバイトで、やはり新しくアルバイトで入ったちょっと動きの鈍臭い男性に与えられたトラックが🚚、ボロ過ぎて、仕事がやりにくそうだったので、動きの速い僕の新しいトラックと、交換する事を課長の頼み、受理された事件。
この様に、過敏な人は周りの環境に影響を受けやすく、自分の本当の気持ちよりも。周りの人の気持ちを基準にして振り回されてしまう。。
しかし、今、僕は、この過敏である事を持ち味にできているのです。
確かに、過敏な人が、周りの人に嫌われない様に。。周りの人の気分を害さないように、期待に応える様に生きていくのであれば、それは苦しい。短所となります。。
しかし、人の気持ちを、自分の事として感じられる事は、優しさでもある。。
僕は、皆さんから、はっきりものを言うから怖い。。と、思われていますが、僕は、高校生までは、はっきりものを言えない人だったのです。。
断れない人だったのです。これを勇気を持って変えたのが高一の時です。
この過敏である特徴を、活かすには、嫌なものは嫌だ。。と、はっきり示す事だと思ったんです。最初は意図的にやっていたのです。
今はそれができているし、自分がどうしたいのかを優先して、それをしっかり示す事ができる様になれば、過敏である事は、長所であり、持ち味でしかありません。
ぶれない自分を持つ事です。
僕の様に整体施術家。。心理カウンセラーなんかに向いてる人は、過敏な人です。
人の苦しみを、自分の苦しさとして感じてくれますから。。
過敏な人が、他人の評価基準で生きると苦しい。。
しかし、過敏な人が、勇気を持って、嫌われる事、期待はずれだと思われる事を覚悟して、自分の本当の気持ちを大事に、優先して生きる事ができれば、これは幸福ですよ。。
それを実行しても、意外と嫌われたり、評価が落ちない物ですよ。。
これは僕も意外でした。。やってみれば良い。。
僕は今、幸福だと思いますね。。
過敏だから、カウンセリングもできるし、整体もできる。。
僕が過敏でなければ、心の相談にも乗れず、整体も、もっと雑だったでしょうね。。
長所は短所でもあるし、短所は長所でもある。。
この世的な基準で、人の短所、長所を決めつけるのは間違いです。
子供の自分から長所、短所を決めつけない事。。
包丁だって、使い方次第でしょ?
火薬だってそう。。
戦争にも使えるし、花火にも使える。
ようは、その持ち味を、どの様な心で、どの様に、活かすか。。
その様な場所で使うか?によって全然違う。。
生まれ持った性格は、変えられません。。宿命なのです。
ならば、短所を消そうとするのではなく、使い方を変えて長所にする。。
長所だと思ってる事が実は、思い込みで、周りの人に迷惑をかけているかも知れんのです。
学校の成績が、抜群に良い事が長所だとは限らんのです。
それで官僚になって、忖度してるんじゃ、短所です。
成績が抜群に良いからと、人助けにも興味ないのに、大病した事もないのに、医者というステイタス欲しさに、医学部に入る。弁護士になろうとする。
僕は、こういう人は、実は地頭が悪いんだ。。と、思います。