心が風邪をひいたなら

川村整体ブログ 

無用の用と家族の在り方

アリの巣では、働いているのは2割のアリだけで、8割のアリは、遊んでいるらしい。。

そして、その働いている2割のアリだけを🐜捕まえて、アリの巣に戻すと、やはり、そのうちの2割しか働かない。。

 

しかし、それでいいから何回やってもそのバランスになるという事ではないでしょうか?

つまり、このアリの巣を、家族という単位。。または会社という単位、人類という単位。。

また脳も🧠一部しか働いていないという。。

 

実は、身体も、2割しか働いていないのかもしれない。。

それが一番いいバランスと言えるのかもしれない。。

無用の用。。という言葉もあるが、実は、家族をバランさせるのは、家族内にいる役に立たない人が常に必要なのかもしれない。。

昔は大家族で、居候の様な、働かずして飯を食べる人が当たり前にいたとも言う。。

私達は、全ての人が役に立ち。。役に立つ事こそ意味のある事。。価値がある事だと。。思い違えてはいないだろうか?

 

誤解を恐れずに言うが、役に立ち過ぎる親父が亡くなり、何もできない役に立たない母親の、何もできない振りが目立つ。。

親父がいたから、それが目立たなかった。。

親父が全部カバーしてたから。。

 

しかし、いま、言い方悪いが、何もできない高齢の母親が家族にいる事で、俺と兄貴は確実に変わったし、俺と兄貴は、親父働きアリがいなくなった事で、代わりに2割の働きアリとなった。。

そして、兄と俺は、今までの様な、仲間割れなどしてる暇も無く、実に協力体制が確立して、家族は、親父がいた時とは違う新しい家族となった。。

 

家族として新しい形で機能を始めた。。

これでいいのだな! そう思える今日この頃。。

言い方が悪いが、役に立たない事も、無用の用。。必要な在り方であり、家族を結ぶかすがいの様な物でもある。。

人間が人の世話になるまで長生きする理由は、神様が無用の用に気づきなさい。。

人は、役に立つ事だけが生きてる証ではない。。

と、気づかせる為。。そんな気がする。。

 

むよう【無用】 の 用(よう)

役に立たないとされているものが、かえって非常に大切な役をすること。