今日のお客さんは、夜寝れないんですけど。。との事。。
寝れない人の身体の特徴は、肩が巻き込んで、胸が潰れている人、首が硬い人。。
顎が硬い人。。
耳が硬い人。。
頭頂部が硬い人(百会ツボ)。
口を大きく開けると痛い人。。
そして、不眠症の酷い人は、頭の後ろ。。後頭部が尖っています。。
今日のお客さんも、後頭部を触ると、尖って硬い。。さらに、後頭骨が開いて落ちていました。
これでは寝れません。。
これは、交感神経が、異常に興奮している状態が続いているという事です。。
この場合。
後頭部の尖りを取ってやれば良い。。
整体術的には、全身を脱力させてしまえば、交感神経の緊張が収まります。。
ご自分でやる場合。。後頭部を蒸しタオルで温める。。
でも良いですし、交感神経の興奮を下げるツボがありますから、そこを蒸しタオルで温めても良いでしょう。。
こういう時、身体は、交感神経を和らげようとして、食欲を出すのです。。
よく、緊張した時、唾を、ゴクリ。。と、飲み込むと落ち着くでしょう?
あれも、何かを飲み込むとは、食べる事と同じ。。
つまり、食べるという行為は、副交感神経優位の働きなので、食べる事で、交感神経を、和らげようとするのです。。
首が硬いと、飲み込む事もできないし、そもそも唾液が出ない。。
それは、相当、交感神経緊張状態と言えるでしょう。
緊張すると喉が渇くのもそうです。
首を硬くしない様に、人間は、時々あくびをするのです。
やけ食いもそうですし、整体の世界では、大食いする様になると、大病するかもしれない。。
と、見ます。。
実は、僕の亡くなったお爺ちゃんも、亡くなる前に、急に大食になり、冬なのにアイスクリームばかり食べていたのを、子供心に不思議に思っていました。。
それ以来、少食だったお年寄りが、大食なったら危ない。。と、子供心に思っていたんです。。
そしたら、整体で、それを習い、やっぱりね。。
子供でも、急に大食になると、大きな病気をする事があります。
そんな時は、交感神経が興奮しているので、次のツボのあたりを、気持ちよく押してあげたり、本当は蒸しタオルがいいですね。。
押し方が下手だと逆効果になるんで。。