心が風邪をひいたなら

川村整体ブログ 

木が切れない理由は、ノコギリの問題

物事が思い通りにいかなくなった時、皆さんならどうしますか?

①他責思考。。

これは、自分も含め、殆どの人がそうであるが、上手くいっていた事が、急に上手くいかなくなった理由を、景気のせいにしたり、環境、職場の人などがダメだから。。

と、自分以外の環境や人間に原因があるのだ。。と、思考してしまう癖。。

商売が上手くいかなくなったのは、コロナのせいだ。。物価高のせいだ。。

確かにそうでしょう。。でもそうではない部分も必ずあるはず。

 

②自責思考

賢人は、物事が上手くいかなくなった時、押してもダメなら引いてみな。。的な発想で、人のせいにしたくなる自分の心を抑制して、このような環境に置かれて、この様な人の中で仕事をする事になる原因が、自分にあるのではないか?

自分の心が、この職場の同僚や、環境、業界の不景気さえ、呼び込んでいるのではないか?

自分が変われば、人間関係、環境も変わり、新しい道が見えてくるんじゃないか?

コロナ禍においても、そこそこ売り上げを上げ、潰れなかったお店の店主は、この考え方であ

ったのではないでしょうか?

そう思うのです。

 

例えば、大工が🪚木材を切る時、歯がこぼれたノコギリで、力ずくで、斜めに切っていたら綺麗に切れるだろうか?

他責思考が強い人は、こんな時こそ、ムキになり、更に力ズクで、馬力で切ろうする執着の世界に入っていく。。

その時、この木が硬くて切りにくいんだ。

昨日雨が降って湿っているからだ。。

木材業者が、質の悪い木を持って来たからだ。。

 

と、全て自分が切れない理由を、他人や環境のせいのするでしょう。。

これこそ、八方塞がりなのです。

八方塞がりすら、被害者意識で受け止めてしまう。。あいつのせいだ。

八方塞がりは、神の罰や試練ではないんです。

あいつのせいでもない。。

 

自分の他責思考によって起きているのです。

八方塞がりだと思ったらは、ハット我に返り、工房に戻り、ノコギリの歯を磨き直せば良いのです。

よく研がれた歯で再度、木を切れば、簡単に切れてしまう経験があるでしょう?

 

お父さんが大工だった、元アメリカの🇺🇸大統領。。リンカーン氏は、こういう言葉を残しています。

 

俺が大工で、8時間の時間があったら、6時間は、ノコギリを🪚磨く時間に費やす。。

これは、私達の人生も同じ。。

快適に生きる方法。。それは自分の心を磨く事。。

自分のロウソクに火を❤️‍🔥灯す事です。

 

思い通りにいかない時、それは、自分の心というノコギリの歯が錆びているのではないか?

そう思うのが大事です。

上手くいかない時程、人は焦り、慌てていろんな事をして、力ずくで、その壁を突破しようとしてしまいます。。

しかし、努力や頑張りによって、強引に逆境を突破できるのは、学生時代までではないでしょうか?

上手いかないなあ。。

そんな時程、自分を磨く時間にしよう。。

また、そん時しか、自分の心を磨こうなんて思えない。。

 

心、腕、行動。。上手くいかない事を認めて受け入れて、自分が、歯がこぼれたノコギリで🪚、、無理矢理結果を出そうと、異音を出してはいなかっただろうか?

その音が不快に感じて、周りの人は、自分に不快感を持ち、協力的じゃないんじゃないか?

 

そう考えて、まず自分が変わってみる事。。

それが八方塞がりを招かないコツだと思うんです。

これは、どちらが悪くてどちらが正しいんだ?という問題じゃないんです。

両方悪いんです。。だいたい。。

 

しかし、自分が苦しんでいる理由は、自分の中にある。。相手の中にはないんです。

相手にも、本当の理由は相手の中にあるのです、

 

お互いの問題を、人間関係という八方塞がりの中で、各々自分の磨かれていない部分に気づき変える。。そのきっかけ。。

どうして良いのか分からなくなったら、自分を磨く。。

自責思考に変える事です。。

 

ただ自責思考とは、自分を責める事ではないんです。

正しく理由を理解するという事です。。

自業自得の法則は、自責思考でしかクリアできないんです。

自分が見ている物は、自分の心の照射です。

 

仏教では、唯識という学問があるが、自分の心にない物は、映し出せないんです。

自分の心の映写機📽が映し出した物。。それが毎日です。

だから、心を変えれば、映写される物も変わる。。

人間関係も、環境も変わっていくんです。