症状を悪い事が起きた結果と考えて、また迷いを心の悪い状態と捉えれば、症状や、迷いに囚われ、苦しさがましてきます。
しかし症状も迷いも、人の身体の恒常性を、保つために必要な出来事ですね。
最近の災害も、人間にとっては不都合な事ですが、地球にとっては、地球の恒常性を保つ上で、必要な出来事であるわけです。
症状が起きた時は、ああ 身体が掃除してくれてるな。。ありがとう。。という気持ちでいる方が、すみやかに症状は現れては消えていけるわけです。
囚われた分だけ苦しみは増え、生命力は落ちます。
宇宙船が軌道から外れそうになった時に、四方に付いている小型ジェットを、噴射して軌道に戻そうとしますね?
あれが身体という宇宙船で言えば、症状であり、迷いなのです。
都合の悪い出来事ではありますが、必要な出来事です。。それを受け入れる心が一番囚われのない状態です。
感情を詰めすぎた人は、泣くことによって恒常性を保とうとしますし、癇癪を起こして
ガス抜きしてるわけです。
それでも追っつかない場合に、症状という形で、ガス抜きしてるのです。
それでも追っつかない時は、ブレーカーを落として鬱にしたりします。めまいもそうです。
おならを悪い事だとお尻を手で塞ぎますか? 出してあげるからいいのでしょう?
当院に通ってる長い人は、症状がおこると、身体がまた掃除をしてくれている。。と思える様になってきて、。。身体って健気なんですね。。なんて事を言う人もいますよ。
因果関係を見つけて、痛みや迷いを消すのが治療ですが、本当は 消えていく姿に感謝できる心ができれば、因果関係は関係ないんですね。
病気は結果ではなくてプロセスです。台風の様なもの 台風の後の晴れ空を見てください。
人間が無理やり原因を見つけなくても、体は勝手に症状や迷いを起こしながら
体外に捨ててくれているのです。それを医学が悪者にして封じ込めてる。
息が臭いから呼吸するな。。って言われてる様なもんです。
今ここは、捨てる場所であり、入れ替えに、大自然の法則を受け入れる場所です。
過去や未来に囚われる必要はありません。
健気な身体に気付いてあげてください。