人には嫌いな人が必ず居ます。
いない振りをしている人はいますが、そういう人にも本当は嫌いな人がいます。
何故、人を嫌いになるか。。と言えば、自分の思い通りでないからです。
自分の都合という物差しに適合してない人。。
つまり、思い通りでない人、思い通りにしてくれない人です。
逆に、思い通りの人が好きな人となります。
自分の都合。。という基準、次元を超えて、都合を消せば、都合の悪い人がいなくなります。理屈上はそうです。
嫌いな人がいなくなるとすれば、それは自分の都合。。という物差しを消して、全てが一つの存在だと、解ることがあれば、全員自分ですから、嫌いな対象物は存在しません。。それは悟りの境地ですから、基本的には、そんなレベルの人はいない。。
だから、誰でも嫌いな人はいるし、いていいのです。
嫌いな人、苦手な人がいる事が、きっかけで、自分の内面。。自分の思い通りな想い。
そして、自分の都合という、本来存在しない基準に気付き、手放す事が出来る。
某宗教の様に、嫌いな人などいません。。なんて自分に嘘をついても進みません。
まずは、自分はあの人が嫌いだ。。苦手だと認める事が大事です。
認めた上で、嫌いな理由。。それは自分の都合、思い通り。。がある事を認め、手放していく。。
そうすれば、嫌いは嫌いのままでも、囚われが減ります。
嫌いな理由が自分の中にあると解れば、うんと楽になります。
それを手放していけばいいだけですから。。
同じ空間にいるだけでも嫌だった人が、同じ空間にいても大丈夫になります。。
まずはそれで充分です。
あとは、嫌いなその人を、自分の思い通りに変えようとするのではなく、自分の中の思い通りを捨てて、捨てた分、あるがままになっていきます。
自分があるがままになった分、周りもバランスで、自分の都合を捨て、あるがままになっていくものです。。何故なら、私たちは、見えない世界では一つに繋がっているからです。響き合い、影響を受け合っている存在です。
転校生が一人加わっただけで、クラスの雰囲気が変わってしまう事があります。
それぐらい、一人の変化は、周りを変えます
苦手な人、嫌いな人を無くそうと、ガッチリ向き合おうとする必要はありません。。
元々苦手な人、嫌いな人とは、相性が合わない訳ですから。。ガチっと向き合わず、同じ空間に居る。。という距離感で充分。。距離を空けてください。
避けるのではなく、適正な距離感がある。。という事です。
問題が起こる関係性には、距離感を近づけすぎているという事があります。
車間距離でも、近付き過ぎれば問題が起きますが、遠い距離感で問題は起きません。。
近付き過ぎているのです。
楽器でも、色でも相性がありますよね!
相性の悪い楽器で、無理矢理セッションする音楽家はいないでしょう。。
相性の悪い色を混ぜて絵を描く画家もいないでしょう。。
人間関係も同じです。相性の良い人と付き合う事が基本です。
相性の悪い人は、少し車間距離を空けて付き合えば、お互い楽です。