八方塞がりとは、言い換えれば、上は空いてますよ。。という事です。。
合気武術の稽古でいえば、腕を掴まれた。。と、被害者意識を持てば、フリーズして八方塞がりに、自分でしている状態です。。
しかし、掴ませた。。と、思えば、何とかできそうな雰囲気が生まれます。
何とかできそうな雰囲気が現れれば、もう何とか出来る。。という事です。。
人生はインベーダーゲームの名古屋打ちです。。
自分が、自分に必要な経験を呼び込んでいるのです。。掴ませているのです。。
インベーダーゲームの、インベーダーが、一段一段下に降りてくる。。
一番下の段に降りると、何故か、インベーダーのミサイルが当たらない。
だから一番下の段まで降りたインベーダーを、全て撃ち落とす。。これが名古屋打ちです。。
その段より上にいるインベーダーは相手にしないのです。。
一番下の段に降りて来るまで待つ。。呼び込んで打つ
プロ野球のいいバッターもそうですね。。
ボールを呼び込んで打てる人がいいバッターだと言われます。。
人生も同じです。。
一番下まで降りてきた、インベーダーに掴ませているのです。。
掴まれているのではありません。。呼び込んでいるのです。
インベーダーが一番下まで攻めて来た、やばいやられる。。と思うか、一番下まで来た、今こそチャンスだ。。と思うかです。
掴まれたと思えば八方塞がりとなり、掴ませた。。と思えば、今まで見えなかった道が開くのです。
それが、今まで横取りの目でしか見ていなかった。。それを縦取りの目に変える時です。。
十字架の横のラインは横取りのライン。。時空の世界、目に見える世界。。縦は、縦取りのライン。。天と地を結ぶ、生かされた存在のラインです。。時空を超えた世界、見えない、意識されない世界。。空の世界です。交差した位置に座るのが座禅であり、祈りの位置です。。
天と地を結ぶラインに上に居る、在る事が大事。。そこに留まれると、霊止(ヒト)です。常に十字架の交差地点に立つ、重力線の上に立つことを、イメージしてください。
丸い地球の上に立っている事をイメージしてもいいでしょう。
そこを離れて、横のラインを歩き出すのが囚われであり、八方塞がりです。
交差点に立てば、いつも上は空いているのです。
縦のラインが開くのです。。
そうすれば、天と地を繋ぐ力を、使えるのです。。
そこに八方塞がりはありません。
八方塞がりだあ。。と思った時、これは掴まれているんじゃなくて、自分が自分の気づきに必要な経験を呼び込んで、掴ませているんだ。。
と、思えば良いでしょう。。その瞬間、交差点に立った事になります。
すると、不思議な力、根拠のない自信が湧いてくるでしょう。。
何とかできそうな雰囲気に包まれ、そして何故か、解決してしまう。。
自分の肉体の力、自力のみでは、解決できないが、宇宙の法則の力に乗る、他力に乗ると、できてしまう。。そうか生かされてるんだ。。
八方塞がりとは。そういう事に気付けるチャンスです。
自分で生きてると思うのが自力。。
生かされてる存在だと思うのが他力です。
人生は、大きな事を成し遂げる為のものではなく、気づきを促す毎日です。。
気づいた分だけ調和するのです。。
気づいた分だけ、あるがままの自分を知るのです。
