私の経験で説明しますね!
私は、全国展開の、某カレー店に、就職したのです。。
自分の店を持ちたかったからです。。
最初は、大きなお店で、社員の一人として修行し、慣れてきたので、地方の、水戸ですけど、
お店に、副店長で配属されました。。
そこで、私は、店長のやり方を見て、とても軽蔑していたのです。。
なんであんなやり方しかできないんだろう? 俺ならもっとうまくやれるのになあ。。
アルバイトの子達と、カラオケに行ったりしても、みんなで店長の悪口で盛り上がっていました。。
確かに、店長のやり方は、非効率で、どんくさい。。というか。。
それは誰から見てもそうなのであって、その指摘に間違いはないのです。。
そしてある日、店長不在で、私が責任者の日が訪れました。。
私は、アルバイトの子達にもお願いし、協力をお願いしました。。
そして、初めてみる景色。。お店のトップ。。責任者という立場は、想像を超えていました。。
こんなに大変なんだなあ。。
むしろ、こんなに大変な中で、店長はよくやってたんだなあ。。
と、あんなに馬鹿にしていた店長より、全然回せてない自分がいる。。
見えていないいろんな仕事がある。。
こんなに大変だとは、想像できなかった。。
私は、店長にその話をしました。。「店長のこと、ずっと馬鹿にしてましたし、自分のができる。。と思って奢ってました。。
1日、店長やって、店長の凄さを知りました。。すいませんでした。」
店長は、「いいよ。。俺もそうだったもん。。店長がバカに見えたもん。。大変だろう?
川村さん、まだ入社して間もないのに、いい経験したよ。。」
と言ってもらいました。。
その立場になってみないと解らない、見えない世界がある。。
見たものだけではないのです。。その立場に立たないと見えない世界がある。。
それを知った事が大きいのです。
揉めるとは、立場と立場が、共有できずに、分かり合えないから揉めるわけです。
韓国と日本もそうですね。。
兄弟喧嘩の様です。お互いの立場が理解できないのです。。見えないのです。
それは不自由というものでしょう。
お互いが自分の立場だけを主張するのです。。解らないですから。
与党と野党もそうです。。むしろ最近野党が弱いのは、与党を経験し、立場を理解してしまって、言いにくくなった。。とも言えるかもしれません。。自分達も、全くできませんでしたしね。。民主党の事です。
お互いがお互いの立場が分かれば、揉め事は減ります。。
それは自分自身の心の不自由も減る。。という事です。。
人は、無理解によって、自分で自分を不自由にしてしまうのですね。。
ですから、私は、若いうちは、いろんな立場の経験をする事を、お勧めします。
いろんな立場があり、事情がある。。それがわかれば、揉め事は減ります。。