最近は、子供を整体する機会が多くて、思うのですが、子供の身体は、右側、左側と、交互に身体を作っていくようなのです。。
その過程で、左右差が強く出る時期があります。。そういう時に、症状が出やすい。。
症状を通して、左右差を減らそうとする治癒力の働きです。。
大人の身体は、一度完成された身体が、歪んだものであるので、元に戻せばいいわけで、簡単といえば簡単です。。
歪んでおるものを真っ直ぐにすれば、あとは、身体が自分で調整しますから。。
しかし、子供の身体はまだ未完成で、出来上がる過程での歪みなので、こうすればいい。。という基準がなく、難しいといえば難しい。。
筋力反射テストで、身体にどうして欲しいのか?聴きながら、それに応えていくやり方です。。
身体が、うん、これで今日はいいよ! と、いう反応が出れば終わりです。。
あとは、身体にお任せです。。
特に10歳までのお子さんは、まだ、身体が未完成ですので、左右対称では無い。。
そこから中学生までは、未完成ですね。。
そこで無理をすれば、膝が痛くなったりしがち。。特に、骨の成長に、筋肉の成長がついていかず、猫背になりがちです。。
左右対称でない身体で、あまり小さい頃から、左右非対称のスポーツをするのは、あまりお勧めできない。。
例えば、サッカーを習っている子供は、右足ばかりで蹴るため、歪んでいるケースが多い。。
サッカーをさせるなら、左右、どちらでも蹴る練習をさせて欲しい。。
野球も身体が捻れがちです。。
野球を習わせるなら、練習後、左で投げたり、左でスイングして終わって欲しいのです。。
また、空手を子供の頃から習わせると、何故か身長が伸びない。。
脚を腰より上に上げる。。回し蹴りに使う筋肉が付きすぎると、身長が伸びるのを、邪魔するのかもしれません。
10歳を超えると、自己意識が芽生え、他人との比較意識が始まります。。
意識した事が記憶に残る為、子供の頃を思い出すと、10歳前後の記憶が多いはずです。。
どうでしょうか? 小学校4年の頃の思い出が、鮮明ではないですか?
それと、同時期に、身体にも意識の変化が、症状として、出やすくなります。
しかし、恐れる事はないのです。。
コロナで解る通り、症状化する方が、分かりやすいのです。。
症状を出しながら、大人になっていきます。