癌治療についていろんな考え方があります。。
私の場合、二十代で、整体を習い始め、その最初に付いた先生が、症状は病気じゃない。
症状は、これ以上身体のバランスが崩れない様に、行動制限をかけながら、治そうとしている姿だ、、必要のない事を身体はしない。。
病気とは、むしろ身体が悪くなっているのに、症状として現してこない状態。。
治そうとしていない状態を病気という。。気が病んでいて動かない状態。。動きにくい状態。
だから、我々、整体の仕事は、鈍りすぎて、症状を起こせなくなっている状態から、症状を起こせる状態に、する事。。気が動くように後押しすること。。
この考え方に、二十代の僕は衝撃を受け、本当にそれが真実なら、身体は素晴らしい。。
生命はすばらしい。。と思いました。。
実際そうであったし、そういう生命側から見た考え方でいくと、癌などの難病と言われるものですら、癌を作ることにより、生命を守り、なんとか元に戻そうとしている途中の姿だと思うのです。。
諸行無常 生々流転。。と言いますが、常に変化しようとする途中に姿であって、結果という静止画はありません。癌という途中の姿なのです。
近藤誠医師などは、癌検査をするな。。癌は放置していい。。放置するのが一番いい。。
という、癌放置療法。。という本を出しています。
病気側からではなく、生命側から眺めてみると、納得いく部分があります。。
気が動かなくなりすぎて、つまり、低体温、低酸素状態では、通常の酸素、高体温を用いた治癒力が使えない。。
ならば、スイッチを切り替えて、低体温、低酸素でも働ける、解糖系の治癒力で守る。。それが、癌であると思うのです。。
甘いものが急に欲しくなる段階です。。
実際癌の餌はブドウ糖だから、ブドウ糖を取るな。。という 人もいますね。
しかしあくまで、治癒力の一つの働きとして癌があるのです。。
癌という治癒力を働かすには、糖分が必要です。。甘いものが欲しくなる理由です。
女性は冷えたくない本能から、甘いものが好きです。。
でもあまりに甘いものが、欲しくなった時は、骨盤内に冷えがある。。骨盤内が温かい人は、甘いものそんなに欲しがりません。。何故なら副交感神経優位で、唾液が良く出るし、何を食べても甘く感じるのです。。これが、いい状態です。
そこで、高体温、高酸素の身体に戻しながら、糖分摂取を減らす。という考え方は納得がいきます。
酸素系の治癒力に切り替えたほうが、安全ですから。。
それには整体が一番いいと思うのです。
近藤誠医師によれば、癌は放置しとくのが一番おとなしくしている。。長生きできる。
別に癌などあってもいいのだから、無理やり見つける様な人間ドックに行くな。
見つかったら、治療しなくちゃいけない。治療するから弱るんだ。。有名人の死は、癌ではなく、治療で死んだのだ。。と言い切ります。。
極端な思想ですが、僕も、同様の理由で、一度も人間ドックに行ったことありません。。
感覚的には、同じです。。
まあ、この辺は、何が正しいの判らないですが、ようは、高体温、高酸素の身体の範囲内で、風邪をひいたり、症状を出したりしている状態が一番安全地帯なのは間違いない。。
胃潰瘍になる人は、胃がんにならない。。という 話があります。。
皮膚病になる人は、大病しない。。と、整体では言います。。
これはどういうことかというと、高体温、高酸素で働くミトコンドリア治癒力が、良く働いて、必要な症状、炎症を起こせている身体であれば、安全地帯にいます。。
恒に身体の恒常性が保たれているという事です。
つまり症状に対して薬を処方しない事。。これも高体温、高酸素を保つ条件の一つです。
症状を抑え込む薬を飲めば飲むほど、実は、低体温、低酸素を招くのです。。
症状を治癒力が起こしているのを抑える。。事は治癒力を抑えているのと同じです。
これは整体の現場で、薬に依存してる人の身体を触れば解ります。。
薬を嫌う人と全然違いますから。。
症状がないのが元気。。という 誤った思考は捨ててください。。
当院では、風邪をひいた人には、よかったね。これでリフォームされるね。。と言いますよ。
ミトコンドリアが働ける。。高体温、高酸素状態で、適時に適当で、必要な症状が出ているから安心なのです。。
小さい頃、子供が転んで頭打った時、タンコブが出ててたら大丈夫。。と言われましたね。
タンコブができなければ危ない訳です。。
治そうという症状が出てないですから。。